No.685

題名:準洗濯機宇宙論に基づく宇宙生成過程の説明
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.684の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 報告書のNo.679から始まった筆者の考えは、No.680~No.684に渡って宇宙における虚と実の時間として結びつき、発展した。ここでは、先の報告書で示したアインシュタイン・ド=ハース効果に根差す「物質の無秩序な状態に、秩序を与えると世界が生まれる」ことを念頭に置き、新たな宇宙論を展開したい。
 現在、広く知られている宇宙論に、ビックバン宇宙論がある。それに基づけば、現在の宇宙となる前に微小・高温・高密度の「時空特異点」が爆発し、膨張して冷却されたものが現在の宇宙になったと仮定する1)。一方、近年、それとは異なる宇宙論に、プラズマ宇宙論2)がある。プラズマ宇宙論では宇宙に占めるプラズマの運動が巨大な電流と強力な磁場の影響を受け、それによって宇宙が形成されると主張する2)。ビックバン宇宙論は現象として見ることが難しいが、その一方で、プラズマ理論は、それを提唱したハンネス・アルベーン博士がもともとは電磁流体力学の権威であり、それによってノーベル賞も受賞したスウェーデンの一流の地球物理学者・物理学者である。そして、電磁流体力学を宇宙論に応用するとともに、現象として実験室で作られたミニチュア銀河によって宇宙を説明している2)。このことから、プラズマ宇宙論は机上の理論ではない、現実に即した宇宙論となっている点が非常に興味深い。本報告書で提唱する準洗濯機宇宙論も、このプラズマ宇宙論に立脚している。ただし、言い換えれば、プラズマよりも日常生活に密着している洗濯機の方が理解しやすい点が特徴である。そこで以下は、この準洗濯機宇宙論と、プラズマ宇宙論と通常の宇宙の様相を対比して、宇宙の生成について説明したい。そのために、以下の説明文では、プラズマ理論はプ論、通常の宇宙の様相は通宇として略させていただきたい。
 まず洗濯機には古くからある縦型と現在主流のドラム型があるが、ここは縦型を扱う。
 縦型洗濯機に衣服を入れる。そして水で満たす(プ論:宇宙がプラズマで満たされた状態)。乱雑な、無秩序の宇宙の始まりである。この状態に下部のモーターに交流電流(ここで、交流電流とあえて伝えるのは、交流電流には虚数も含まれることから、これはNo.681の虚と実の時間にも相当するとしたい。これの詳細は、後日に改めて報告したい)(プ論:ビルケランド電流(宇宙の多くのフィラメント構造内部に流れる電流のこと2))) が流れ、それによって磁場が起こり、モーターが回転しだす。すると、乱雑な衣服と水に過流が起こりはじめ(通宇:重力の起源)、同時に、層内に秩序が生まれる(通宇:宇宙に星団が生まれ始める)。仮に洗濯物の中に靴下(通宇:銀河系の初め)があると、その周りにも過流が起きる(通宇:銀河の腕)。それによって、靴下の繊維(通宇:ひも理論?)がほころび、部分的に毛玉が飛び出し、場合によっては毛玉網(通宇:小規模ブラックホール)に引っかかるも、運よく靴下に張り付いたままの毛玉(通宇:地球)は、靴下に残ったまま洗濯が終了する(通宇:宇宙の完成。ただし、重力は残ったとするため、残過流がある)。過流中はTシャツ (通宇:アンドロメダ星雲などの銀河以外の系) も勢いよく槽内で過流する。靴下の中には、洗剤の成分(通宇:人類)が残りよい香りがする(通宇:文明の開化)。最後に配水する(通宇:巨大ブラックホールの誕生)。そして、配水された水は下水に流れるが、その下水は各家庭の洗濯機と紐づく(通宇:マルチバース宇宙の存在)。

1) https://www.allaboutscience.org/japanese/big-bang-theory.htm (閲覧2017.12.20)
2) http://www.wikiwand.com/ja/プラズマ宇宙論#/ (閲覧2017.12.20)

 
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