No.2712

題名:今日のお題は、「なんとなくスーパーリアリズムな雰囲気」
報告者:ダレナン

(No.2711の続き)
 やっぱりこの映像のクリーンさは”コンプライアンス”とかいう横文字のせいでしょうか。正確な意味はわかりませんけど(笑)。
 映画「水は海に向かって流れる」のエンディングでは「撮影は動物トレーナー指導の下、安全に行いました。この映画の製作に際し、動物への危害は加えられていません。」とでますもんね。気を遣ってるんやな、やっぱり。

 で、ここでぴたりとキーボーディングが止まった。この先何を執筆すればいいのか分からなくなった。
 そうそう、今日仕事中に思たんやで。社会って「やるものとやられるもの」「雇うものと雇われるもの」そして「狩るものと狩られるもの」「貧しいものと富めるもの」。そうして社会はしらずしらずのうちにひたひたと二極化が進みだし、もがけばもがくほどその沼は深く、底なしだった。
 そしてそんなこんなでなんとなくスーパーリアリズムな僕は、現代スペイン・リアリズムの巨匠 アントニオ・ロペスのように再び絵を描きたいと思えた。でも、「アントニオ・ロペス 創造の軌跡」を読んでも、ビクトル・エリセ監督の「マルメロの陽光」 を見ても、答えはただ一つ。

僕:「僕には絵を描く才能はなかった」

 一時期、真剣に絵を学んでいたが、精神的に安定していないといい絵が描けないんだな。そのことが分かっただけでもよかったのかもしれない。
 今はAIに頼れる(笑)。それこそなんとなくスーパーリアリズムな雰囲気の画像が、僕にも描けるのだ(笑)。

今日のお題は、「なんとなくスーパーリアリズムな雰囲気」

 
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