No.2432

題名:今日のお題は、「俺の拳(こぶし)で止めたるでー」
報告者:ダレナン

(No.2431の続き)
 ドキュメント映画「実録ブルース・リー/ドラゴンと呼ばれた男」をたった今見終えました。やはり僕の考えは間違っていなかったようでした。
 ブルース・リーちゃん、彼の目指すところは、心身ともに鍛えた者だけが到達できる映画の頂点世界。いうなれば、人種や伝統など関係なく、身体・精神ともに常にハイレベルな闘いを競いながら、自分がもっとも得意とする格闘という手段で映画界の頂点に立つ。
 これにつきるかと思います。
 別の言い方をすれば、心と肉体と精神を融合させたジークンドー。このすべてを映画で表現する。なので彼の映画は、ジークンドー映画だといえます。

 「実録ブルース・リー/ドラゴンと呼ばれた男」に出演しているテッド・ウォン氏(ブルース・リーの弟子)によれば、「ジークンドーとは”相手の拳(こぶし)を止める”という意味で、”ジー”が止めるという意味、”クン”は拳、”ドー”は道を意味する」。すなわち、ジークンドー思想からジークンドー映画へ、東洋と西洋の違いにおける映画界のあくなき不毛じみた闘いの息の根を、俺の拳で止める。つまりは活動の場は違っても、ブルースちゃんにとっては映画界はひとつの道場だったのです。

僕:「なんかめっちゃええこというてるな。すげーやん、ここのレビュー度が(笑)」

 今日のお題は、「俺の拳(こぶし)で止めたるでー」にしよう。
 なんとなくこれで僕もブルース・リーの弟子になれた気がします(笑)。指2本で腕立て伏せはできないものの、それもやがて僕には思想(しそう)に思えます(笑)。
 截拳道(ジークンドー)(画像)。

 以前のチャタレー夫人の時もそうやったが、なんかこう同じ根底ものをずっと通して考えられるの、めっちゃテンションあがるなー。
 あげあげやでー(笑)。
 ただ、これでブルースちゃんから学んだことが終わりに近くなり始めとーる。こういう時がなんかちょっと悲しいんやで。なんかちょっと寂しいんやでー(悲)。
 こうしてあがったり、さがったりの人生を繰り返し。あがってはさがり、さがってはあがる。そんな人生のジェットコースターは、俺の拳があげあげで止めたるでー。
 さっ、そろそろ職安にいくべか(笑)。

(画像):https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%AA%E6%8B%B3%E9%81%93

 
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