題名:今日のお題は、「汁を知る得たがまん汁」
報告者:ダレナン
(No.2384の続き)
フリマでいいね!していたディスプレイが、ついに売れた。
3回ほどの値下げがあり、購入をがまんする、その気持ちを維持するのがかなり難儀であった。が、ついに売れた。もう買わなくていい(笑)。
なんども執筆しながら、PC周りで機器を感じ、危機も感じ、そしてサロンパスが効きながら、「ここにこのディスプレイがあると便利だなー」と思い、それでも「買っても買わなくても別に困らないだろうなー」とも思いながら、フリマのいいね!を毎日チェックしていた。たぶん出品者の方には異様なほどの閲覧数があることに、びっくりされていたのではないだろうか(笑)。
執筆途中に現在の運用中のディスプレイの配置を見直し、「やっぱ買わなくてもいい」と何度も自分に言い聞かせ、出品を閲覧する。「やっぱほしいなー」と思いつつも、「やっぱがまんしよー」、その葛藤が何日も続いた。
幸いなことに、状態はいいディスプレイで元箱もありのいいものだったが、題名が簡素だったからか、しばらく誰も購入されていなかったのが、僕が毎日のようにチェックできた要因だと分析する。僕の分析力も大したものだ(笑)。自画自賛。
価格も同タイプに比べてすこし割安だった。出品者の方の「売りたい!」という想いが毎日のようにひしひしと画面から伝わった。購入するボタンになんどもカーソルや人差し指をのせ、商品の説明を見て、「ほしいなー、でも、がまんしよー」という葛藤は今でも僕の心に残っている(笑)。
がまんを知り、がまんを知り、そしてがまん汁を知る。がまん汁を知ることで、ほしいなーという気持ちをピークに持ち上げることができる。でも、そこでさらにがまん汁を知るのだ。その先には見たことのない世界が待っているはずだ(笑)。
これぞ主業だ、修行だ。人生の(笑)。
フリマは副業でも、がまん汁を知るのは主業だ。購入しないことも稼ぐためにも大事なことだ。「買っても買わなくても別に困らないだろう」なものを購入しなかったことは、その分のお金を稼いだことに等しいはずだ。
でも、サロンパスの在庫がなくなれば、それは即買おう。同じように貼りつくも、ディスプレイよりも効果てきめんだからだ(笑)。健康な肉体に、健康な精神が宿るとむかしから言われているではないか。体を修理できれば、心も修理できる。
ただ、ほしいと感じると体も心も動く。その動きを止められるのは汁を知る得たがまん汁だけだ。愛しいそれはどうしようもなくほしくなる。愛しい人もどうしようもなくほしくなる。今日のお題は、「汁を知る得たがまん汁」にしたいが、その場合のコントロールのふがいなさは、どうすればコントロールできるのだろうか。
汁を知り得たがまん汁は、今日もたらたらと流れ続ける。でも、もうディスプレイには心は動かされないぞ、とは思うのだった(笑)。