No.2339

題名:今日のお題は、「しぇいくだうん、1979」
報告者:ダレナン

(No.2338の続き)
 映画「チャタレイ夫人の恋人」で主演を務めたチャタレイ夫人役のシルビア・クリステル。エマニュエル夫人でしか名前しらなかったが、いたいけなこうがん無垢の少年だった僕にとっては、そのエマニュエル夫人は表紙をみるだけでも、こうがんしてしまってた。当時の8才の僕のこうがんは、まるで{破壊されたかぼちゃ}のように、ビリーしていた。1979、年のこと。エマニュエル夫人の映画の公開から5年目の夏のことであった。僕の小2の才能が爆発していた年頃だ。

しぇいくだうん、1979。くーるきっず、ねばーはってーたん。

 いやーええ曲やで。ビリー・コーガンちゃん。今日のお題は、「しぇいくだうん、1979」やな。
 で、エマニュエル夫人もチャタレイ夫人の恋人も同じ監督やったんやな。ジュスト・ジャカン。知らなんだ。調べると、

「1940年8月8日生まれ、仏・ヴィシー出身の映画監督/写真家。ナチス・ドイツ占領下に誕生し、直後に渡英。戦後に帰国。アルジェリアの戦場カメラマンや『ELLE』『ヴォーグ』などのファッション写真家として活動後、74年にベストセラー小説『エマニエル夫人』を映画化。“ソフトポルノ”と称される繊細かつ美しい映像で表現し、日本を含め世界的にヒット。以降もエロスを描いた作品を手掛け、81年には『エマニエル夫人』に主演したシルヴィア・クリステルを再び起用した『チャタレイ夫人の恋人』を発表。2022年9月6日に病気のためブルターニュ地方で死去。82歳没。」(1)

 なんか経歴から、ジャスト僕の憧れの感じの人やん。僕も一時期は(自称)写真家やったんやで(笑)。今は執筆家として名をはせ撮るけど(笑)。ほんじゃ撮るでー、パシャ。
 は、は、はじめてだけども、エマニュエル夫人も見てみるかな。その他に監督しとるO嬢の物語も。
 ジャッカン、後ろめたさがあるものの、もはや僕は52才。きっとエマニュエルもO嬢も、見て恥ずかしくない年頃だろう(笑)。
 そして僕は最新の「チャタレイ夫人の恋人」を見ることにした。2015年、「D・H・ローレンスの原作を『SHERLOCK~』のスタッフが映像化した大人のラブストーリー」とある(2)。ただ、BBC製作なので、きっと描写、あの描写、はまろやかなはず。本当は2022年の「チャタレイ夫人の恋人」もあるようだが、こちらはNetflixのみなので見れない。なので、2015年ものだ。
 でも、思た。題材は同じD・H・ロレンスなのに、展開がどれも随分と違う。
 これはおもろい発見やでー。

(1) https://artist.cdjournal.com/a/just-jaeckin/802598
(2) https://video.unext.jp/play/SID0052549/ED00297337?ps=2

 
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