No.2310

題名:今日のお題は、「迷惑メールのように毎日配信され」
報告者:ダレナン

(No.2309の続き)
 続きとありつつも、微妙に続いていない感じもするが、今日のお題は、「 」のシリーズがなんだか続いている(笑)。執筆していてとても楽しい、こともあり、こともないこともある。このややこしい状況はひとえに僕の心の変化でもあると思います。けれども、読んでいるみなみなさまが楽しいか銅貨はわかりません。ゴールド硬貨もどこにあるかわかりません。それは経済効果があるのか、それともムショクの僕の硬貨がないだけなのか。硬貨がなくとも、いずれにせよだんだんと僕の体調はよくなっているのでは、と思います。本音では、高価な硬貨はほしいですが(笑)。

 退社する前、ぎりぎりの精神で年度まで乗り切りましたが、仕事に対してあれほど色褪せたと思えた時期はなかったです。
 何で今まで僕はこんな仕事していたんだろう、何でパワハラで嫌な思いをし続けなければいけないんだろう、と目の前のことが本当に白黒でした。

 日常に色が亡くなったのです。それは僕の精神的な死を意味していました。

 本当に色褪せた世界が身の回りを包んでいました。

 僕はちっぽけな存在です。
 もちろんここで記録していても、後世にはまったく何も残りません。

 でも、僕と同じように、多くの人の人生は後世にはほとんどその存在は残らないんだろうと思います。小説「ストーナー」の訳者あとがきに代えてにもあるように、「平凡な男の平凡な日常を淡々と綴った地味」はやがて消え去る運命です。ここの文章もそうでしょう。同じ誕生日でも、イーロン・マスクちゃんぐらいでないと、後世に僕の存在した記録はほとんど残りません。

 パワハラされた事実すら闇に葬られます。

 奴らもこの世からやがて消えます。僕にどれほど存在感を見せつけたとしても、今は奴らに名誉や地位があったとしても、広い世界の中ではほとんど価値や意味をなさない存在感です。

 でも、僕の心に残した奴らからの傷は、とても大きいです。僕のちっぽけな人生すらもすべて変えてしまいました。
 その傷は、まるで迷惑メールのように毎日配信され拡大し続けます(笑)。今日のお題は、「迷惑メールのように毎日配信され」にします(笑)。

 
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