題名:今日のお題は、「なぁ、グランドチャンピオンそうだろ」
報告者:ダレナン
(No.2278の続き)
記憶に溺れている僕でも、さすがに過去と現実の区別はつく(たぶん)。たぶんといったのは、今が現実かわからないからだ(笑)。だって今、目で見ていることは、脳の情報処理の時間を経て、経て、経てー、経られるのだ(グランドチャンピオン(笑))。
かっこん。
ふっ、ししおどしの音が聞こえるぜ。
そうして俺は世界の富裕層の股と股を股にかけ、どこまでもゆくぜ。
なぁ、グランドチャンピオンそうだろ。
今日のお題は、「なぁ、グランドチャンピオンそうだろ」にするぜ、ベイベー。
脳の情報処理を巡れば、かつてのことを思い出した。そう宝石商を営んでいた彼女はオーストラリア、マレーシアと股と股を股にかけ、そのたぐいまれなる美貌と持ち前の機転の良さで、きらきらと輝いていた。俺にとっては彼女自身が宝石のようなひとだった。当時の小泉今日子とマドンナをかけて2で割ったような彼女だった。
Like A Prayerの頃。俺、18才。
ようは相当に美人でもはやそこに光り輝くオーラが別世界のひとだった。
彼女は今頃、富裕層としてマレーシア、それもクアラルンプールのセレブ街でガクトしているのだろうか。彼女とバニラのような甘いひと時もすごしたこともあったな。「あいぃ~してもいいかい~ ゆれ~るよるに~ あるがままでいいよ~ もぉっとふかく くるおしぃ~くらいに~」ってか。
ふっ、ちょっと気取ったぜ。
それにしてもつい最近つめ切ったのにもう伸びてやがる。
土いじりすっとよごれて舞うな。
でも、ここでちょっと僕の癖に気づいた。右手のつめを切るときは、左手のつめ切りを握って扱う。そんな癖だった。左手を切るときは、右手は親指とその他の指で握るのに、左手は完全に握ってる。そんで左手の握りはよくつめが舞うなー。切っては舞い、切っては舞い。