No.2206

題名:父的な存在と9:42
報告者:ダレナン

(No.2025の続き)
 間違いなくキーを開け、僕は目的とするブラックホールに向かった。入口でカードを提示して銀河系第三惑星での母を選び、地球行きのハイパー・トランス・ループに乗りこんだ。その時は地球の暦で言えば、ちょうど太陽暦8月15日の9:42だった。

 盆送り火(月遅れ)の前日に、僕は”あの世”と”この世”との接点を持つことになる。
 
・弦の振動によってコンパクト化された次元の制約を受け、その振動の形を、ゼータ関数のシナリオ通りに、非自明的な零点を通過するによって、”あの世”から特定の量子を形作る。

・高次元の時空(バルク(bulk))に埋め込まれた膜(ブレーン(brane))のような時空(父的な存在)に基づき、”この世”のための身体と精神が与えられ、形作った性を持つ。

・形作った性は凸面をもっていたため、地球上では男性となった。

・着床の場所は地球の僕の母の胎内だった。

・地球の母がLand of the Rising Sunの住人だったため、受胎告知上での産まれは日本となった。

とここまで執筆して、2日間経過した。そして、しばらく飲んでいなかったビールを片手に文章を推敲していた。アルコールを摂取すると、どうも前世の記憶があいまいになる。夢も見ない。昨日見た夢は第一弾はとても楽しい夢だった。が、思い出しそうで思い出せない。で、第二弾はかつての職場関連の悪夢だった(笑)。でも、今の僕はアルコールで文章がすいすいと書ける。頭、使わなくともするすると書ける(笑)。
 まっ、(笑)と書ける時点で随分と精神的には恵まれているんだろうな。しかも今日は、つま明美は出張でいない。お盆開け早々に出張なの(怒)とつまは結構ぼやいていたが、僕にとってはお盆残りのビールを秘かにいただける時間。だから、つまがこの文章を見ていないことを祈っているが、先日、運転中に僕のスマウにこのHPからの着信がきて、その時、助手席にいたつまはじっとスマウをのぞいていたような。
 もしかして、このHP(ブログ)の存在がばれたのではないかと内心ひやひやしている。
 ということは、この文書も読んでいる可能性があるわけだ。

僕:「明美、ごめんよ。久しぶりにビール飲んじゃってるよ。今、3盆目」

 
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