No.2151

題名:きたからふねきた
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.2150の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

「ライ、Rhye、それともLie?」
「嘘ってことよ。あなたの子を身籠って、旦那に言うの。「あなたの子よ」って。それが私の心のNeededだったのよ」
「由美…」
「もうあんたの顔なんて見たくもないわ」

 ハッ…
 顔中に冷汗をかいて僕は目を覚ました。時刻は00:16だった。娘が産まれてから早く寝る習慣がつき、真夜中かと思うと、まだ00時を少しまわっただけだった。
隣には舞衣子とちなみがぐっすりと眠っている。僕は再び布団にもぐった。しかし、妙な夢を見続けたせいで、意識が覚醒していた。このまま眠れそうにない。
 仕方なく僕は布団から起き出してダイニングに向かい、スマホで「ブルーラグーン」の続きを見た。

(ミラ・ジョヴォヴィッチ、わけー。この頃は、ポール・ウィリアム・スコット・アンダーソンと結婚するとは思ってもみなかったんだろうな…)

(リチャード覗いておるで、ミラの事…。やっぱ性欲には勝たれへんのやな、リチャードは)

(それにしても、立派な家やな、二人での手作りか…、これ立派過ぎるやろ)

(目覚めてリチャードの前が腫れてるって、おい、それって…やろ)

(満月。ガイコツ出たー)

(ミラ、バナナきっとる…)

(儀式始まるで、やっべ、リチャード遭遇)

(おつ、キスしとる…指輪交換、夫婦になった、アーメン)

(これはまたベイベーできる流れやな)

(船きた。船が来た。きたからふねきた)

 
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