No.2150

題名:Lie
報告者:ダレナン

本報告書は、基本的にNo.2149の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

「YouthのOut of Timeだよね…って、それこそが恥ずかしい行為でもあるんじゃない? 本当は若い頃の去った時間といいたいんでしょうけど、むりくりに、マストとか、リマインドとか、モアベターとか、果ては…」
「果ては…?」
「まぁ、そんなこともうどうでもいいわ。でも、あの時、あなたの心の中に私がいなかったじゃないの。その当時付き合っていた子、誰だっけ?」
「舞衣子」
「そうね、確か後々あなたの妻になる人…」
「そう」
「ふん。そういうことだったんでしょ。最初から、私たちには体以外に語ることがないって」
「そうでもなかった…。やっぱり好きになりかけて、なった。もちろん、由美の事も、舞衣子の事も」
「ふ~ん、それで…」
「それでって? どういうことかな…」
「それはあなたがやったこと、あなたがやったこと、あなたがやったこと、でしょ。あなたが去った跡に影が揺れている、私たちの心は空虚さに囚われたまま、途中はいらない、きっと時間の無駄(1)。でも…?」
「でも?」
「あなたとあんなにも体を重ねたのに…今の私には何もない。今のあなたにはDaughterがいる。名前は…えっっと…」
「ちなみ」
「そう、そのちなみちゃん。私と旦那との間には、何もない。ただ、時間が過ぎてゆくだけ。相性が良くなかったのかしら。あなたに抱かれている時、正直、赤ちゃんが欲しいと思った。本当はいつもそう思っていたの。あなたの子を受胎して、旦那に子供が生まれたって嘘つこうと思ってた。嘘よ、嘘。Lie(2)」

1) https://note.com/sumireyoshii/n/n05d99387aa89 (閲覧2021.9.23)
2) https://www.youtube.com/watch?v=a6cQBMbpEUI (閲覧2021.9.23)

 
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