No.2083

題名:見えない約束を交わして
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.2082の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 Clubでの一通りの会合、いや結束かもしれないが、その日の夜、僕はジェニファーと過ごすことになった。トニーと別れたあと、彼女を見送りする時、僕は彼女を何気なく誘った。彼女もいいわよと返事し、僕の部屋で一夜過ごした。もちろんそこには一般的な男女の関係があったことは誰も疑う余地はないだろう。そのとおりで、その日は僕たちがはじめて結ばれた夜となった。それ以来、彼女は僕の最も大きな一部分(The Biggest Part of Me)となった。

 まっ、単純にいえば、今までの多くで引用しているように、またもここでBrian McKnightを引用したくなったと言うわけだ。これも癖だろうな…。
 これ(The Biggest Part of Me)はたぶんBrianのオリジナルではなく、誰かのリサイタル? いや違うリバイバル? いや違う。なんというのかすっかり忘れた。
 あっ、そうだ、多分カバーだ。そこをひっくり返せば、バーカとなる。そうだな、最近の物忘れの酷さは、バーカと言われても仕方ないな。皆々様、ごめんね。ゆるしてちょーらい。

 思い切って歌詞を引用しよう。ここ1)から。訳した人、ありがとね。

”でも、一度も山の頂上を見たことがないのなら
 一度も海に足を踏み入れたことがないのなら
 ぼくは永遠に君を愛すると誓うよ
 君はいつも僕の大きな一部なんだ
 どこに行く時も、何をする時もついていくよ
 あのころの僕のやりかたとは変わったんだ
 ぼくは永遠に君を愛すると誓うよ
 君はいつも僕の大きな一部なんだ”

ということだな。

 山の頂上はまさにジェフでもあり、そこには彼がすでに君臨し始めていた。
 僕たちはその頂きに立てるのだろうか。
 夜中にふと目を覚まし、ジェニファーの寝顔を見ながら、その見えない約束を交わすように、僕は彼女の頬にキスをした。彼女は一瞬うーんと声を発し、顔をこちらに向けたが、目覚めることはなかった。
 「本当に僕たちはそのはるか遠くにある頂きに立てるのだろうか?」

1) https://ameblo.jp/universe47/entry-11004626349.html (閲覧2021.8.7)

 
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