No.1940

題名:それは、走り続けるしか見えない光。
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1939の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 偶然か、必然か。それは分からないがWe lost.とせず、We loss.としたのは正解だったかもしれない。過去形でも、現在進行形でもなく、そのままの形でLossするのは、間違い?
 Lossって名詞やん。やっぱ血がっとるで。血がとる献血は、そうして幾分なりともccとなる。
 もう、どうでもよくなった。別に、こんなの誰もヨンドラン。なんか、人の名前みたいやな。ヨン・ドラン。そうや、今から僕はヨン・ドランに生まれ変わるんや。っと、ちょっちええなー、このくだり。でも、このくだりなんだか、 REALiTiある。めっちゃREALiTiあるなー。
 そや、Oh, Baby.や。X Æ A-12や。
 ええな、なんか。まるで、Flesh without Blood/Life in the Vivid Dreamな感じやな。

 ビビッドなヨン・ドランの夢の中で、僕に人生において”ワカモト・オスカル”の3歳の誕生日を、今日迎えた。相も変わらず、僕は彼にはお父として逢うことが出来なかった。でも、シズコは嬉しそうに、
「じゃぁ、行ってくるね…。オスカルくんの誕生日だから…」
という言葉を残し、クミちゃんの元に向かった。
 シズコの後をつけようとも密かに思った。でも、僕の足が、前には進まなかった。
逢うのが怖かった。それは、僕の子どもである”オスカル”よりも、クミちゃんに対してだった。
 あんなにクミちゃんと愛し合ったのに、逢えなくなると、逢いたいにも関わらず、逢いたくはなかった。
 逢えば僕の血なき肉が、肉体が変わってしまう。
 シズコにも、クミちゃんにも。
 それは、僕の人生を取り巻くすべてに対して決してよい解ではない。そう、感じていた。
 シズコはかつて、あなたには逢わせない。そう言っていたこともなんとなく、ここに来て理解できた。
 そうだ。僕は、僕自身が何もかも知らなかった。そのことに気づいた。
 僕自身が、僕自身でアンコントロールな、僕自身が何なのかが分からなかった、I loss.

 「僕は、何なんだ。この世界において、僕は何なんだ? 何者なんだ?」

 しあわせだとしたら、
 今がしあわせだとしたら、
 その次は、きっと岐路が待っている。
 それがあなたの運命。
 いつも、いつまでも、その岐路を走り続けなければならない。
 永遠のしあわせなど、ここにはない。
 走り続けることで、見えてくる光でしかない。
 それは、走り続けるしか見えない光。それは、何なのだろうか?

 
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