No.1939

題名:We loss.
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1938の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 ハニワには目がない。それは、この埴輪はいついつ時代のもの、そしてこの埴輪はいついつ時代のものとうんちくをHaoっと語りたい。が、実のところ、そのようなレベルではない。ハニワの中は空洞で、穴の目から覗くその中に、何もない事実に、ハニワハオ!と驚嘆してしまう。でも、そのレベルなるラベルがはがれないくらいに、僕は脱線という線路に平然と乗り込みながら、いつしかその意識に感染してしまった。
 毛色はなんだ、そこでのクラスターはなんだ。その経路は、青なのか、それとも赤なのか。そんな心配をしり目に、僕の頭の中では何かに感染したかのように、意識がコロがっていった。
 気味の悪い事態で時代となった。確実に、使徒は襲来し、その使徒の使途は不明でしとしとと降っている雨のように、次第に体に浸透する。そして、こう思うのだ。
 脱線しすぎだ。でも、今回、圧縮方法で記述し、なるべく段落をあけないようにした。そのことがなかなか頂上の見えない闇の中へと葬られ、僕の意識はまたもや脱線し始めている。
 脱線すれば、単純にいえば、行が稼げる。でも本音は、後は頭がすっからかんで、何にも思い浮かばなくなってきている。それは、どうにもこうにもならない現象だった。
 ただ、そんな僕の意識の横には、今執筆しているその横には、温かくコアヒートしているコロナが赤く染まっていた。温かいぞ、こっちは。人の、互いの人の関係性を分離するその意識と違って、このコロナはとても暖かかった。
 そうして戒厳令の最中、行動も何もかもが規制され、その事態は、今の時代、とてもサブかった。くだらないギャグよりも、まったく温度が違うくらいに、それはサブかった。傍らでコロナのコアヒートがこうこう働いているにも関わらず、心の中が永遠と続く闇にとてもサブかった。
 楽しい時間を過ごせない。この後、50年以上はこんな時代が続くだろう。
 間違いない。何がオンラインだ。オンラインなんて結局は空気感がその染まった感じが見いだせない。
 結局、勝つのは、自然界での賢い者だけ。協調しながら強調せずとも巧みに増殖を繰り返す賢い者だけ。衰退するのは、足を互いに引っ張りあい協調できない増殖できない生き残れない者たち。
 そう、それは人だろう。もはや、ここに来て人の時代は終わった。そう思えた。
 We loss.のように、僕たちは何かをロスし、僕たちは奇妙な時代を彷徨っていた。

 そうして、そんな事態の時代で、シズコとの限りない空虚な関係が続きながらも、少しずつ時間が経過し続けていた。
 しかし、うれしいことにここ最近、シズコは喜ぶことも増え始めた。でも、その時は、必ずクミを尋ね、”ワカモト・オスカル”と時間を過ごせた後だった。それでも、その状態が続くことで、次第にシズコの心も平穏となり、1年、2年と経つうちに、クミちゃんと僕が知り合う前の状態にまでなんとなく戻りつつもあった。
 僕はクミちゃんと不倫した。しかも、”ワカモト・オスカル”とう名の子どもまで創った。その事実は変わらない。でも、平穏な二人の関係に戻りつつあるのは、きっとそれは、筆者のストーリーを元に戻すための手段でもあるのだろう。客観視すると、そう思えた。

 
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