No.1937

題名:おっ、つながった。
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1936の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

  [その強固なまでの化学的な結合性]と言いながら、お前こそ悪が全でないのか?、と指摘されそうな勢いに押された。おされに、おられ、そして、おしゃれに、強固、科学的、結合性という用語に酔いしれ、そして、ビンのガラスは、アモルファス(非しょう質)1)であることに気づいた。
 京子ちゃん、ごめんよ、結合って、安易に使って。許してチョーらい。
 硝子(しょうこ)さんはその証拠として曰く、「わたしたちの身のまわりにはたくさんのガラスがあります。しかしガラスにはまだまだナゾが多く、たくさんの可能性がひめられています。30年ぐらい前には、ガラスは本当は液体であるという説と、固体であるという説に分かれていました。水の場合は、冷やすと氷になり、温めると水じょう気になります。また氷は固体、水は液体、水じょう気は気体とよばれます。そして氷のような固体には、その物質によって決まっている規則的なつぶ(原子)の並び方(これを結しょう構造といいます。)があるのがふつうです。ところがガラスには結しょう構造がありません。ガラスをミクロの目で見てみると、結しょう構造は見えず、あみの目が立体的に不規則に連なっているだけなのがわかります。これがガラスの不思議さのひみつです。氷と同じようにかたい物質であるにもかかわらず、ガラスは固体と液体のさかい目にあるような物質なのです。」1)ということら。
 硝子(しょうこ)さんは、上記の説明の間、ずっと輝いていた。その様子に、僕の肌も上気した。
 「ここで気づかないと結合に常軌を逸するところでしたわ、ぼーや、あはーん、うふーん」
 京子さんはふとそうつぶやいた。
 性懲りもなく、僕は脱線し続けていた。脱線した先のビンにひかれてしまい、ビンの山に圧死する寸前だった。その魅かれは、光れば光るほど磨けるものだった。
 もう本筋に戻らないとこれ以上、逆に元のストーリーが輝けなくなる。ビンはきらきらと輝いているのにも関わらず、ストーリーが珍付加されてきていた。それは陳腐でもあり、珍な付加だった。余計なことが、ちんちん・がたごとと増え、にっちもさっちもいかなくなり、なんたること、What a wonderful world。そのWonderful worldはサッチモだと誰が気づくのだろうか、と自嘲する。

 I see trees of green, red roses too
 I see them bloom for me and you
 And I think to myself what a wonderful world

 課長も次長も、自嘲したその時、そういえば、次長課長の河本さんが2005年4月17日の七変化でいまだトップで、その時にピカデリー梅田が登場した。そういうことだった。
 おっ、つながった。見事に依然と以前からのにつながった。ここでつながったのだ。ストーリーが。リターナブル・ムーブメントから、見事につながってオール。ザッツ・オール。

1) http://www.gic.jp/contents/Glass_De_Qu/kai_kagaku1.html (閲覧2021.1.12)

 
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