No.1847

題名:嫉妬しとんのか?
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1846の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 こぶちゃんスペシャル。
 間違えようがない。そのチーズの包装、パッケージには、こぶちゃんのイラストには、僕がデザインしたこぶちゃんのために特別にデザインした宇宙服のコピーライト©が刻まれていた。こぶちゃん©。パッケージといえども、環境依存の文字といえども、そこはご丁寧にくっきりとイラスト化されていた。
(間違いない。これは間違いなく僕が開発したこぶちゃんスペシャルだ)

ツキオ:「やっぱ、こぶちゃんブランドは違うよね。キーコ」
キーコ:「うん」

 ツキオとキーコは、二人仲良く、そして見つめ合いながらこぶちゃんブランドのチーズを食べつつ、Moon Townビアーを飲んでいた。僕も二人に合わせて、同じようなことをしていた。が。
 でも、何かが気になってしょうがなかった。生姜ではない。しょうががなかったのだ。ピリリとした薬味の。いや、僕自身が生姜のようにピリリとして、考えがまとまりそうで、まとまらなかった。ピリリとしていない。生姜がない。しょうがない。
 こぶちゃんブランド…。こぶちゃんブランド…。考えれば、考えるほど、僕はなんでここにいるのだろうか、僕が葬ってしまったこぶちゃんが、ここMoon Townにその存在が居るのだろうか…、という疑問が沸き起こって仕方がなかった。

ツキオ:「なんや。ノブヨシくん。しかめっ面しよってからに…。Moon Townビアーが、口にあわへんだか。もしかして、泡変だか。最高の注ぎ方やと思うけど…。この泡の具合なら。めっちゃ冷やしたグラスをおいて、グラスの底面を目指して勢いよくビールを半分程度注いで、 粗い泡が落ち着いたら、今度はゆっくりと9分目までを注いで、また粗い泡が落ち着くまで待ち、グラスの縁から泡が盛り上がるようにゆっくりとを注ぐ1)、まさに、そんな感じやん。この具合。ノブヨシくんには、いまいちやったか? もしそうなら、AIにノブヨシくんの口にあうように、再度学習してもらおうか?」

僕:「いや、全然。とっても、いい泡感じです」
ツキオ:「ほな、なにがあかんのや。あっ、もしかしてわいとキーコちゃんの関係に焼けとんのか? 君、嫉妬しとんのか? わいに」

 若干、それもあったかもしれない。でも、こぶちゃんブランド生誕。それも、が、気になっていた。

1) https://otokonokakurega.com/learn/liquor/10072/#:~:text=瓶ビールの美味しい注ぎ方,-瓶ビールの場合&text=テーブルに冷やしたグラス,を注げば完成だ。 (閲覧2020.10.9)

 
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