No.1837

題名:永遠の誓い
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1836の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 ラクダ・マこぶちゃんにほだされながら、少しずつ自分の、僕の中の枯葉がバーニングしているようなそんな感じがした。そしてバーニングした後の焼け跡には、くすぶった焼け残り跡には、心が不思議とMovementしていた。それは、確実に僕を、たぶん10歳の頃の僕の意識に、戻していた。

 いろいろのものが新鮮だった。
 読む本も、見る映画も、聞く曲も。
 そして、人から、他人から受ける影響すらも。

 すべてが新鮮で、すべてが初めての経験を得る過程で、僕はときめいていた。言うなれば、パンパース的な成長を求めていた。誰も咎めない、自由な、Freedomな中での、揺れ動く成長。臭い匂い。

 Analyzeしなくとも、そんなことは考えなくても、得られた成長。脱糞。脱糞だ。

 僕はその一つ一つをアイーン・アイーンとゆっくりとかみしめ、味わい、咀嚼した。そして、大きく息を吸い、その匂いを嗅ぎまわった。そこで得られた栄養は、間違いなく僕の心の成長の次のステップに結び付いていた。
 真新しいスポンジが、新鮮な水をたっぷりと吸収するかのように、僕は、僕の心は息づく。

 あの時。
 あの瞬間。
 あのかけがえのない時間。

 かすかに思い出した。こぶちゃんとの10歳での船内での初めての出逢いで、その輝く黄金のこぶの奥に、その輝く黄金のこぶの奥に隠れるように、僕は大事なものを見ていたことを。

 そこでは、大事なものを見落としていた。

 Gazeし、注視した。Robin Guthrieは持続的な切ないギターをかき鳴らし、Harold Buddは官能的なフレーズをこと撫でた。その奏でられた音感に、僕ははっと目覚めた。

 そうだ。そこには黄金のこぶに揺れ動かされる、不安定で、それでいて初めての安定した恋心が存在していたことに。離れてはいけない、離してはいけない。その心は、ツキオがキーコに対して感じていた、その心と変わることのない永遠の誓いでもあった。

 
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