No.1795

題名:コマーシャル・メッセージ (CM)
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1794の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 次第に明らかになるフランコ・ハバド氏のデューン計画の秘密裏にあった、極秘計画の新新時代のノアの箱舟。パクリ、しかも僕が立案した計画のパクリだとは知らなかった。が、僕がイメージしていた以上の計画であることも袋とじ動画から漠然と理解し始めていた。ただ、袋とじ計画の動画では何度も「ノブヨシ、ノブヨシ」と連呼する。こぶちゃんを葬るべきではなかった、それに彼に渡った幸運のスコップ。僕はそのCreateすべてをもはや手放してしまい、想像も創造のかけらも残されていないかのようにハバド氏は連呼していた。「あほ、ノブヨシ」と僕の名を。

ハバド氏:「どう思うヴェルヌーブくん。あほのノブヨシのこと」

ジュニ・ヴェルヌーブ氏:「間違いなくあほです。正真正銘のあほです」

ハバド氏:「そうやろ、わしも常々そう思っとったんや」

 その時、ンゴォォォォォォオオオオオオオオオーーッ!とかすかに鳴き声がした。ラクダ…、いやこの鳴き声はまさしくこぶちゃんのそれ。最初は空耳かと思った。空耳アワーだと思った。誰が言ったか知らないが、言われてみれば確かに聞こえる、こぶちゃんの鳴き声。耳を澄ますと、ハバド氏が語っているその動画からかすかに聞こえているように思えた。もしかして、もしかすると…。

ハバド氏:「なんや、わし最近、めっちゃCreateやねん。おっ、また彼氏、鳴いとるな。その鳴き声をな、わし渾身の力作デューン計画に投影したんや。運よくそこで幸運のスコップが舞い踊った。あほのノブヨシのおかげでな。これで、ようやくや、ようやく実現できる。側近のオドロクスキーくん、ランチくん、そして、ヴェルヌーブくん、優秀なちみらによって、この類まれなる計画が実行されるとは、わしも幸せ者やで」

 またしても、その時、急に、袋とじ計画の動画からコマーシャル・メッセージ (CM)が流れた。

「じゃじゃーん、スペースZ社バージョン5。偉大なるフランコ・ハバド氏を最高責任者とする宇宙開拓物語。まずは月の世界を征服する。その類まれなるCreateの力をいまこそ発揮」

「じゃじゃーん、スペースZ社バージョン5。偉大なるフランコ・ハバド氏を最高責任者とする月の世界の制服物語。新たな宇宙服は制服に限る。人も動物も鳥も、そして昆虫すらも魅了されるその制服」

「じゃじゃーん、スペースZ社バージョン5。偉大なるフランコ・ハバド氏を最高責任者とする宇宙移住の極秘計画。新新時代のノアの箱舟。制服を纏った魂の戦士は、ハバド氏を教祖とする宇宙の伝説」

 
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