No.1692

題名:じかんなきえーえん
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1691の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 だんだんとあきらかになるにつれ、おっちゃんせいでのそのひびは、しだいに、ややこしいおっちぇんへといざなう。ここでこまった。おっちゃんと、きーぼでいんぐしても、さきのおっちぇんはどうにもこうのもならへん。3かいもおっちゃんときーぼでいんぐしつつも、おっちぇんとなる。なんやで、もー。もはや、もー、うしのようだべ。もー。そういえば、ぎゅうにゅうをのんだなー、きょう。ぎゅうにゅうをのんだでーこっぷいっぱい。いっぱいやないで、いっぱいやで。ここのはつおん、まちがえんどいてーな。でも、いっぱいのんでも、はらはぐるぐるならへんかった。でも、はらはならなくとも、もーれつに、なんだか、ややこしいせいしんじょうたいへと、おっちゃんせいでのぼくはおちこんだ。はらいたし。かれいしゅうが、こころにしみわたったからなのか、それもと、3ばいのじかんしんこうで、ぼくじしんが、しんのおっちゃんになったからだろうか。たぶん、このやかんは、まちがいなくこうしゃだろう。おっちゃんになるとおもう。かんよーせいがなくなり、すなおにきさまにしたがえずに、うるせーわ、おまえ、とおもっちゃう。うるせーわ、きさま。
 こんなはずではなかった。とあるねんれいのさきには、かがやくみらいがあったはずだ。でも、いま、おっちゃんせいで、すいみんかぷせるからかいほうされ、いくぶんとじかんがたって、そのげんえーをみつつ、ここでおもっている。おっちゃんとは、けっきょくは、かんよーせいがなくなり、ちょっとのことで、かちんとくるのだ。かちんと。だから…、おめーうるせーわ。おめえ、ほんまに。
 はっ。
 ここで、おっちゃんせいのしねんから、なんとかりせいをとりもどし、ふと、ためいきをつく。
 ふ~。あぶなかったぜ。
 そういえば、むかしはもっとじゆうがあった。じぶんにもかんよーせいがあった。でも、そのかんよーせいは、いくぶん、おっちゃんせいからはなれつつある。すこしづつ、うちゅうはわいきょくしはじめている。そうして、おっちゃんせいと、かんようせいとのきょりは、はてしなく、どんどんとはなれてゆく。
 おっちゃんとなることは、こういうことなのか。あの、かがやけるみらいは、いったいいずこに…。
 かがやけるみらいはなく、そこにあるのは、ただ、きんせんをかせぐだけの、くつう。くつうやで、こんなつまらんこと。ほんに、うるせーわ。おめえ。
 おっと、またもやばかった…。だいぶん、かれいしゅうがただよっている。でも、それがおとな..、おとなというならば、ぼくちゃんはおとなにはなりたくない。おっちゃんせいのしねんにほんろうされつつも、ぼくは、じんせいのながれにのりたいのだ。せつに。
 だから、しってるよ、あのしゅんかん(ず)。えーえんなんだそのしゅんかんは。じかんなきえーえんなんだ。

ず えーえん1)

1) https://www.pinterest.jp/pin/631137335260968909/ (閲覧2020.5.24)

 
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