題名:残されたメリーゴーランド
報告者:ダレナン
本報告書は、基本的にNo.1606の続きであることを、ここで前もってことわりたい。
「ちきしょー、なんでこんなに惑わかされるんだ」
朝起きて、シャワーを浴びながら僕は、琉花のことを、同時に、晴美さんのことを想い続けた(図)。誰かを好きになればなるほど、深く愛すれば愛するほど、自分がなくなってしまう。現実で、琉花を愛すれば愛するほど、夢での晴美さんが、現実的に思えてくる。
「なぜなんだ…」
僕はイソベカツオ。それとともに、琉花でもあり、晴美さんでもあった。二人の存在がこころを占める。すべてが幻のようで、そうではなかった。メリーゴーランドのように、ぐるぐると、僕のこころは、現実と夢の狭間を行き来した。
(読者さま:幻やがな。なに言っとるんや、あほやで、こいつ。狭間、メリーゴーランドって。あっほやなー、あきれてまうわ)
そう、まさしく、UnofficialなHigh Highs – Flowers BloomのVideo2)のように、幻なのに、そこに残されたメリーゴーランドは、やはり現実だったのだ。
図 シャワー1)
(読者さま:まっ、Videoではそうやな。確かに。ここは当たっとるで)
正直に、琉花に、夢の晴美さんのことを話すべきだろうか。それとも話さないほうがよいのであろうか。確かに、晴美さんとは今は、何もない。でも、それでも、夢の中(In A Dream)の晴美さんは、いつもリアル。マドリッドのようにリアルなのだ。
(読者さま:それ、レアル・マドリードの間違いちゃうか)
こころの中に、風のみ(Only The Winds)が吹くすさび、そうして、僕はHigh Highsな気分でありつつも、 Ólafur Arnaldsな気分にも浸る。それは、琉花にも逢いたくて、同時に、晴美さんにも逢いたいからだった。
(読者さま:めっちゃ、あほや、こいつ。相当よっとるで。でも、Near Light、これもやっぱええなー)
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2) https://www.youtube.com/watch?v=0LVa4xVBWDE (閲覧2020.2.4)