No.1579

題名:磯野かおりという名で登録
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1578の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 妹のしま模様の服を着た彼女(コンブチャン)は、意外とその服が似合っていた。いや、意外とではなく、似合っていた。コンブチャンは妹の部屋で着替えを終えた後、若干、髪の感じがNo.1578とNo.1576で違った。ここでは、海辺で発見された時と、その後では、水分の含有量が異なる状況として見ていただきたい。するとどうであろうか。つじつまがあうのである。だから、その後に病院に向かうことにした。

「とりあえず病院で診てもらおうか。どこに住んでいたか、名前は、など、記憶もまったくないようだし、やっぱり診てもらうのが一番だと思う」

「わたしもついていっていいかな?」

妹のアサリがそう言った。

「コンブチャン。妹もいっしょでいいかな?」

「うん」

 母の車を借りて、3人は病院へと向かった。ただし、初診ゆえに診察券を発行することが必要だった。そこで、受付には状況を説明して、コンブチャンじゃまずいので、磯野かおりという名で登録してもらった。

「磯野かおりさん(*)、どーぞ」

 呼び出しがあって、診察してもらった。その後、医師の診断によれば、結果的には身体はなんともないようだった。でも、記憶がないのは説明がつかなかった。脳にもどうやら異状がないようだった。一時的なショックによるものではないかと診断され、「もし何かあれば、再度受診してください」。そう言われて、帰宅した。

*:横浜 桜酒亭には同姓同名で、名前がカタカナである磯野カオリさん(図)がいるが、ここでは、もちろんその人とは別人であることをここで予めお伝えしたい。ただ、その磯野カオリさん経歴1)には波波ならぬものがあり、ザブンと海に飛び込むが如く、その素晴らしさをチェックしていただきたい。そう切に願う。

図 磯野カオリさん1)
1) http://osaketei15.com/about/ (閲覧2020.1.17)

 
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