No.1530

題名:愛の感謝と愛の衝撃
報告者:ダレナン

本報告書は、基本的にNo.1529の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 タンちゃんの仕込みへの学びの飲み込み方は尋常ではなかった。タンちゃんには通常の人とは違う時間軸の差を感じる(No.1525)。それは、まるで光速のよう。だから、光速度不変の原理は、アインシュタインの特殊相対性理論の基本原理のひとつとして、光の速さは、観測者の運動状態によって変化しない1)。観察者である、僕から見ても、それは変化しないのだ。さらに、おやっさんの仕込みを見ながら、ちゃんとメモってる。メモリーを強固にすべく、メモってるのだ。そこで、そーっと、タンちゃんのノートを見てみた。愛の感谢(gǎn xiè)と書かれ(図)、おやっさんへの愛を感じた。もしかして、もしかすると、タンちゃんはおやっさんの仕込みを早急にマスターするかもしれない。もちろん、僕よりも先にだ。

タンちゃん:「ここはどうするの?」

おやっさん:「おっ、ここか。ここはな…こうして…こうして…こうするんやで」

図 愛の感謝2)

タンちゃん:「なるほど…」

 仕込みが一段落して、開店前の休憩でタンちゃんに聞いてみた。

「仕込み、マスターできそう? すごいなータンちゃんの学び方」

「う~ん。そうかな? でも、おじさんのラーメンにはとっても愛を感じてるの。ちょうど一年前ぐらいかな、中国から日本にうちのレストランの素材を調達しに遊びに来た時に、ふらっとよったのがここ猫ラーメンなの。その時に愛の衝撃を受けたの。いずれこの味をマスターしてうちのレストランに出さなきゃ、ってね」

「えっ、タンちゃん家はレストラン経営しているの?」

「そう、まだ爸爸(bàba)3)の店だけど、いずれ継ぐことになってるの」

1) https://rikeijin.com/post-44/ (閲覧2019.12.27)
2) https://illustimage.com/?id=7423 (閲覧2019.12.27)
3) https://cn-seminar.com/chinese-thank-you-390 (閲覧2019.12.27)

 
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