No.1511

題名:TAKOYAKI SAIKOU Very SAIKO~
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1510の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 庶務課の彼女の小言(No.1510)から遡ること、過去に、叔母に首筋を噛まれ、

バキ、バキバキ

という音とともに、御記憶を無くした(No.1492)。カリーナ、myスウィートハートの記憶(No.1474)。その後は、Gaeele家の家訓を諳んじることなしに、僕は、俺は、やがてなるNakajo家の執事として生まれ変わった。確かに、こころにぽっかりと穴が開いていたものの(No.1490)、少しずつその宿命に、命を帯びてきたころ、叔母に、こう言われた。

「Nakajo家のお嬢さま、中条あやみお嬢さまのお母さまは、日本のお方よ。そこで、Eiigoちゃん、予め日本のことを勉強してみてはどうかしら。これ、叔母からのいい案だと思うのよ。どうかしら、Eiigoちゃん。日本だと…そうね…、大阪あたりはどうかしら」

 その提案を聞いた時、こころにぽっかりと開いていた穴が埋まるような、そんな思いがした。しばし、イギリスから離れるのもいいかもしれない。

「叔母さん。ありがとう。じゃぁ、日本に行ってみるよ」

「まっ、Eiigoちゃん。いい子ねー。いい子になったわねー」

 そうして、僕は、やや粋がっていたあの当時から(No.1489)、スーッと何かがなくなるかのように、素直になっていた。執事になる運命も、当たり前のように受け入れていた。

 日本に着くと、大阪の一角でアパート暮らしをした。イギリスとは違って、食べ物も珍しく、フィッシュ&チップスが最高だと思っていたあの食生活から、どんどんと新しい味覚を吸収していった。コナモンミュージアム(図)もお気に入りの場所となった。

図 コナモンミュージアム1)

「TAKOYAKI SAIKOU Very SAIKO~」

1) https://www.pinterest.jp/pin/AdspmP2KzFawl9Oxz5IAk2-fY7M8f-3TmoL6S5Jax6Z8b4vYljwijqs/ (閲覧2019.12.17)

 
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