題名:Duels of Vampires
報告者:ダレナン
本報告書は、基本的にNo.1501の続きであることを、ここで前もってことわりたい。
自らの、今の自らの変貌がどのようなものかは分からなかった。ただ、「what could you offer as incentive, when everything i want from you, you’re already going to give me.」(図)として、俺は明らかに変貌した。そう、Gaeele家のバンパイヤとして、怒りの中、俺はついにその本性を現したのだ。
図 本性1)
「ヨウヤク オメエモ ホンショウヲ アラワシヤガッタナ」
「イマコソ ワガMerameケ ト Gaeeleケ トノ インネンノ ショウブヲ ツケツトキガ キタヨウダナ」
湧き上がる血潮の中、俺はなぜだか不思議と一つのセリフを諳んじた。
「我が名Eiigoに集いし、Gaeele家の血筋よ。その血筋たる執事のしもべは、たった今、解放され、そうして、ここに、黄泉がえるのだ」
「正統なるバンパイヤの血統を解き放て。過去の亡霊どもよ、今、我に続くのだ」
そのセリフでもって、気がつくと俺の背後に50体はあろうか、バンパイヤの姿があった。それは、まさしくGaeele家の種族だった。そうして、目の前にいる50体のグレイの影(No.1486)も、Merame家のバンパイヤ種族として、みな変貌を遂げていた。
Duels of Vampires
ここから、両バンパイヤ(Vampires)の血統を、決闘(Duels)すべく、Gaeele家とMerame家の壮絶なる戦いが始まった。
1) https://www.pinterest.jp/pin/770045236260619292/ (閲覧2019.12.13)