No.1470

題名:食事タイム
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1469の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 悪魔の王な、悪魔のような、そんな伯父の怒号の後ろで(No.1469)、いつも笑顔を微笑んでいる叔母。そんな光景が続く中、僕はDESPERATE(絶望的)な気分に陥る。そうして、伯父が部屋に戻った後に、しずしず、ひたひた、と叔母が僕の元に来るのだ。魔女。叔母は魔女だ。月夜の血飛沫(NOCTURNAL BLOODLUST)を放つ、大魔女だ。

「あらっ、Eiigoちゃん。Zanねんねー。それとも、Sakuかしら。これって、わたくしの錯かしらねー。まだ、そのなんとかカリーナっていう方、のことをいうてはるのねー、Eiigoちゃんは(うふふっ)」

 そのうふふっという笑いは、叔母の最も怖い笑いであった。その後に、灰色の銀貨を食べる、食事がまっている。あの灰色の銀貨(Dir en grey)の食事タイムが待ってるのだ。

「ほらっ、Eiigoちゃん。ちゃんと食べなきゃ。牢屋に入れ、籠城してから(No.1464)、随分と細くなったから、心配ねー。また、叔母がコスメティックしてあげるわ、Eiigoち・ゃ・ん(笑)。だから、はいっ、お食べなさい。こ・れ・お食べなさい(図)」

 そうして、せせら笑う叔母を見て、僕は恐怖の意識に支配され、白日の下に、少しづつカリーナのことを忘れそうになる。myスウィートハートのことを忘れそうになる。でも、ここで忘れたら、僕はおしまいだ。おしまいだ。だから、忘れないように、叔母の食事タイムには、できるだけ神経をとがらせ、気力を張り詰めた。でも、愛憎につき…の叔母は、僕から見れば、もはや愛はない。憎だけだ。虚像だけなのだ。ぱおーん。

「あらっ、Eiigoちゃん。なに、そのぱおーんな顔は…。叔母は、あなたのことをとーっても愛していますよ。だからね。こうして食べてほ・し・い・の・よ。そうして早く、一刻も早く、我がGaeele家の血筋を、お・も・い・だ・し・て」

図 食事タイム1)

「何度もゆうてるでしょ。そのなんとかカリーナは、我が血筋とは、ま・っ・た・く・関・係・な・い・か・ら…(うふふっ)」

1) https://www.pinterest.jp/pin/737745982693363043/ (閲覧2019.11.24)

 
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