No.1463

題名:A or B
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1462の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 その時、伯父に、Gaeele家の伯父に、どちらにするのかをすごい剣幕でどやされた( No.1462)。

(そんな殺生な)

 生きたままあやめられる世界で、その生きざまは、実にBBQのごとし。網にのせられ、下からじゅうじゅうと火であぶられ、やがて来る黄泉の世界。

A or B

 それほど難しい選択肢は、僕の人生ではじめてだった。そうして僕は、カリーナ、myスウィートハートのことを思い出した(図)。ぼんやりとした意識の中、彼女のとの数々の演奏貝のことも思い出した。彼女はギターを弾き、歌を奏で、その傍らでカスタネットをたたく僕。聴衆者は、「なぜwhy、カスタネットを叩いているの、この人は…」ってな感じであったが、カリーナは、いつもこう言ってくれていた。

図 カリーナ、myスウィートハート1)

「あなたのカスタネットは世界一よ。世界一、strangeな叩き方。それは個性なの。そんな貴方が大好きよ」

 もはや彼女なしでは生きられない。A or Bという選択肢ならば、カニ or サザエであっても、やっぱりそこは、両方ABを選ぶしかない。悩みに悩み、そうして僕は、

「ABを選びます」

「このばかものー。カニ or サザエ、とわしゃー問うとるのに、きさまというやつは…。エビを選ぶじゃと…。よりによってエビを選ぶ、というたのかぁー、その口はー(激怒)」

「はい」

「このばかちんがー」

1) https://images.app.goo.gl/xVHXXZRbVKRcs8Kg9 (閲覧2019.11.21)

 
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