No.1459

題名:下手な文章でも一段とアップ
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1458の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 いけてるでー、っと鼓舞したところで、それは麺の上のコブにしかならない。としたところで、眼を麺として、ラーメンをすする。そうだ、ラーメンがあったのだ。今はやりのラーメンは、意識高い系、それともなんだろうか。醤油か、味噌か、それとも塩か。はたまた豚骨化。でがらしをいくら煮たところで、でがらしは出なく、木枯らしが吹き荒れ、おーさぶ、となる。その文章は豚骨化。まさに、身なしの骨のみ。そうだ、その中には、骨髄がまだあるに違いない。そうして、骨を叩くと、コツんと音がする。いやはや、もはや骨の髄まで吸い取られたみたいだ。

「お嬢さま。中条あやみお嬢さま。今週のお嬢さまは、とてもお美しゅうございます(図)。うぬは、そんなお嬢さまの元で働けて、とても光栄にございます」

「そうね。ここはやっぱ光栄よね。公営でなくてよ(No.1458)。どう、わたし、輝いているかしら。今のわたし、輝いている?」

「もちろんですとも、お嬢さま」

 ピカピカと光るその様子は、下手な文章でも一段とアップさせてくれる。それが、それがお嬢さまからの後光。そうして、特に未だにコンセプトが定まらず、再び恋作しようとしてやっきになるも、文章のなめらかさに欠け、やっ、気になる、そう、気になるのだ。この、悠長な筆の運びが。違った。ブラインドタッチができない、このキーボードが。やっぱりキーボードのせいにしてはいけない。語変換は、誤変換として、自分から繰り出された、そのキーボーディング。以前にもこんなこと書いたような…スライディング。

図 中条あやみお嬢さま1)

「お嬢さま。この先の展開が、明確なコンセプトがないままに、これではいけないと感じつつ、お嬢さまの後光に今は頼らざるを得ないのです。どうすればよいのでしょうか」

「うーん。そうねー。難しい問題だわねー。どう、しばらくこのまま、わたしの後光にすがる…?」

「はい。お嬢さま。そうさせていただきます」

1) https://www.pinterest.jp/pin/835628905844074532/ (閲覧2019.11.19)

 
pdfをダウンロードする


地底たる謎の研究室のサイトでも、テキスト版をご確認いただけます。ここをクリックすると記事の題名でサイト内を容易に検索できます。



...その他の研究報告書もどうぞ