No.1437

題名:そうなんだ。きっと成長は演じればいいのだ。じぶんというキャラを。
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1436の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 曽野寛治という本名で働いていた時代に、”戻っていった”ことで(No.1436)、僕はAlmost Blueへと記憶も逆向的に遡っていった。うすらぼんやりしているその時、僕のベッドわきにいたドン(ワイさま、そのハムスター)とマサーミさんの会話も耳にするも(No.1435)、ちぇっと(Chet)、頭の中が、焼けていたぁ(Baker)のであろうか。あの昨夜、Tonightの赤紫色のドリンクの作用が、まだ頭の中に残っているようにも感じた。

 (ここでは、Chet Bakerだぜー)

当時の、その当時の、Melancholyな感じょーが、アレクセイ・コセンコとして、まだ、I Believe In Youとして、成長できていないその感じょーは、自己のこころのコントロールがJoeずにこなせず、町を歩くたびに、その目が怖くなっていったことを思い出した(図)。

 (ここでは、アレクセイ・コセンコだぜー)

結局、プラスティック・ラブのように、「昼と夜が逆の暮らしを続けて」2)しまい、竹内まりや│JPN Cover by Darlim&Hamabalが秀逸なのはわかっていても、次第に町に出ることが怖くなっていったあの当時。
 Oh Lordと祈り続けて、

Can you hear me
I’m calling your name oh Lord

で、再び引用し(No.1354)、ただし、今度は加湿器で、歌詞付き3)ならぬ、加湿器で、声を潤わせながらの、そのBrianな祈りの中。ある日の寒い日のこと。ふと窓の外を見ると、雪の華。しんしんと積もっていくその白さは、パクのこころも洗い去るようで、ヒョシンとして、こころの中で何かがはじけた。

図 目1)

 (ここでは、パク・ヒョシンだぜー)

 こころの中で何かがはじけたその頃から、次第に町の目が怖くなくなり、少しずつMelancholyも、Melancholy, Pt. 2となって、次の章に進み始めた気がしたのであった。
 あの当時のじぶんにAdvice For The Young At Heartで、こう言いたい。「僕らは、どのみち歳をとっちゃうのさ。一体どうすればいいのさ? あまりにも多くの人々が秘密の世界に住んでいる。みんな父や母のふりをしたり、子供の役を演じたりしてるのさ」4)と。そうなんだ。きっと成長は演じればいいのだ。じぶんというキャラを。そして、その時をもって、僕は曽野寛治という名を捨てたのだ。

1) https://www.pinterest.jp/pin/436919601340081396/ (閲覧2019.11.04)
2) https://www.youtube.com/watch?v=pNKkbStgB4c (閲覧2019.11.04)
3) https://genius.com/Brian-mcknight-oh-lord-lyrics (閲覧2019.11.04)
4) https://www.facebook.com/MusicLifeMusic/posts/620035791373519/ (閲覧2019.11.04)

 
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