No.1413

題名:血で血を洗う抗争
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1412の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 Japanの女優の新木優子さんへの問答にも(No.1412)、そのハムスター(ワイさま)はひるまなかった。意外とそのハムスター(ワイさま)は、思った以上に精神力が強いのかもしれない。

「いやいや。おめーら、なにゆってんねん。Yukoちゃんとはな、恋人以上、愛人未満や。確かに、見つめて、寄りそって、そして抱きしめてもらったことも、Yukoちゃんのやさしさからあるけんども、今、彼女はJapanに帰ったんや。そのせつねー気持ち分かるか。おめーらにそのせつねー気持ちが分かるか。ワイは、いっつも、いちずやで。いちずなんや。Yukoちゃんにも、もちろんマサーミちゃんにもや。だから、今日のプレーで、あえてJapanの「とっとこハム太郎 OP1 ハム太郎とっとこうた」を最後に持ってきたんや。もちろん、最初の曲「スネ夫が真言を唱えている時に流れている曲」もJapanに敬意を表しての選曲や。Japanの女優の新木優子さんに感謝を表しての選曲なんやで。わかるか、おめーら」

そのハムスター(ワイさま)のそこでの言う素振りは、まさにドンそのものであった。さすがに、シチリアン・マフィスタ―を仕切るドンとしての威厳が、そこにはあった。

「いやー。わりいわりい。そうやったんかいな。ようわかった。ちょっとは安心した」

アジアン・マフィスタ―のNo.3はそういった。でも、続けて、

「だがな、あんまりわしらのあねさんに手つけっと、わしらも、だまっちゃおかねーぜ。そのことは、よっくわかっときな」

 なんとなく、その、そこでの状況は、一発触発な状況。血で血を洗う抗争への発展とは、このような状況から生まれるのかもしれない。ただ、でも、なんとなく、その後の流れは緩やかに収束しつつあるような感じでもあった。

「それはそうと、わしらのこの美人のあねさん(図)のこと、おめー(ワイさま)しっとるか。うわさではシチリアン・マフィスタ―に手つけられとるって聞いとるが…」

図 美人のあねさん1)

「いや、ワイは、しらねーがな」

といいつつも、なんとなく嫌な予感が、そのハムスター(ワイさま)にはあったようだった。なんとなくワイさまの顔がくぐもっていた。どうやら、シチリアン・マフィスタ―のNo.2のチーズ職人のダチが、最近、新たなあねさんに熱を上げている…ってな、うわさ、を聞いていたらしい。

1) https://www.pinterest.jp/pin/737745982692369492/ (閲覧2019.10.11)

 
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