No.1373

題名:Il Grande Rosso:地中海の青よりも、もっと偉大な赤
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1372の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 ムックダー・ナリンラックさん社長は、「… Go and see my love! 1)」と言ってくれた。それについては、文献1)では、こう述べられている。「字幕では「行って私の愛を見てきて。」だったが、本来は「行って見てきて、愛しい人。」と訳すべきだったらしい。しかしこの偉大なる誤訳はこっちの方がずっと映画に合い、しっくりきて浸透してしまった。愛しているからこそ、相手を送り出したジョアンナ。」とある。
 少なくとも、ムックダー・ナリンラックさん社長は、プレゼン係として、僕を、南鈴株式会社に採用してくれた。だからこそ、そこには、愛があったことは間違いない。その愛の色は、太陽の光がちょうど差し込まなくなる辺りまで海深く潜って、そこから海面側を見上げた時の海の青さ2)、Le Grand Bleuにも通じる。それは、十分に分かっている。でも、偉大なる誤訳と同じで、あの時、僕に対して、「私の愛を見てきて」、との指令も若干、含まれていたのかもしれない。東京からMilan行きの飛行機の中で、そのことを、ずっと考えていた。相手(僕)を快く送り出してくれた、ムックダー・ナリンラックさん社長♡。
 そうだ。例え、シチリアにいる藤井美菜さん社長に逢いに行ったとしても、逢えたとしても、ムックダー・ナリンラックさん社長への愛は変わってはいけない。それは、ムックダー・ナリンラックさん社長と過ごしたCherish The Dayとして、日々、燦然とときめいていたのだ。だからこそ、I cherish the day (毎日がいとおしいの)、I won’t go astray (もう道に迷うこともない)、I won’t be afraid (恐れることもない)、You can show me how deep love can be (愛がいかに深いものかあなたに教えてもらった)3)。そのことを大事にしなければならない。しかも、シチリアまでの切符、現地SIMカード完全購入マニュアル4)でのスマホ対策、Google mapを使えば、もはや道に迷うこともない。そして、「ただいま、ローマ・フィウミチーノ国際空港に着陸…」と機内アナウンス、もうすぐMilanに到着、こちらも、もはや恐れることもない。先ほどまでの乱気流によるランデヴーともおさらば。だからこそ、海よりも深いムックダー・ナリンラックさん社長との愛は、青であっても、深い赤。地中海の青よりも、もっと偉大な赤。まるで、Il Grande Rosso。
 そうこうするうちに、お腹もへってきた。現地シチリアに着いたら、Ciccio in Pentola5)で、パスタを食べよう。どうも、これ(図)に惹かれてならない。これも見事に惹かれる赤なのだ。

図 惹かれる赤6)

1) https://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/e/f52d269ca28cd3db969974a497159038 (閲覧2019.7.29)
2) https://okwave.jp/qa/q3284318.html (閲覧2019.7.29)
3) https://novella.blog/cherish-the-day (閲覧2019.7.29)
4) https://welove.expedia.co.jp/destination/europe/italy/29149/ (閲覧2019.7.29)
5) http://www.ciccioinpentola.com/?utm_source=tripadvisor&utm_medium=referral (閲覧2019.7.29)
6) https://twitter.com/CiccioInPentola/status/1085260861990670336/photo/1 (閲覧2019.7.29)

 
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