No.1363

題名:プレゼン係としての採用、第一日目
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1362の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 ついに、南鈴株式会社のプレゼン係として採用された(No.1362)。こころの中では、「僕の実力なら、当たり前だろうーな」と思いつつも、やはりムックダー・ナリンラックさん社長へのときめきは、隠しきれなかった。どうしても、ちらちらと、時には、がんみして、社長を眺めてしまうのだ。

「何か、ついてる?」

「いいえ、そうではありませんが…」

「それじゃぁね。ついてきて」

 ムックダー・ナリンラックさん社長についていった。どうやら、第一日目の本日。早速もって、プレゼン力を実践する機会を与えられたようだ。

「ここよ」

そうして、つれてこられたのは会社の倉庫であった。

「ここで、荷物の整理をしてね」

ウインクされた。再び、ときめいた。でも、なぜ会社の倉庫でプレゼンしなければならないのであろうか。若干、不思議であった。

「はい。これ仕分けして。あと、お願いね」

 再びウインクされた。またもや、ときめいた。そうして、喜んで荷物の整理をしていた。倉庫の窓からは、外の景色も眺めることができた。外には社員と思しき、いや、もしかして社員ではないのかもしれないが、美しい人が歩いていた(図)。一瞬、荷物の整理ではなく、ここでプレゼン力を発揮すべきか悩んだ。しかしながら、社長のプレゼン係として採用されたはず、とのことを信じて、そして、ムックダー・ナリンラックさん社長を信じて、荷物の整理に励んだ。

図 倉庫の窓からの眺め1)

1) https://www.pinterest.jp/pin/714876140823967824/ (閲覧2019.7.24)

 
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