No.1344

題名:終わりなき愛の傷痕
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1343の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 幾度となく繰り返す、その記憶の範疇の中で、繰り返えせども、繰り返さない・繰り返せない、であっても、繰り返してしまう。だから、こそ、その記憶は、忘れても、ふとした時に、思い出す。その記憶は、奥底に終えども、仕舞われずに、終われる。そうして、反芻するのだ。記憶の行く末を。きっと、今でも、それは変わらない。代わることができない記憶。何かが、間違っていたのだろうか。
 いや、間違っていない。現実の、今は、間違っていない。でも、求めるのだ。あの時を。あの瞬間を。それは、言ってみれば、ときめきとは代えないほどの、わずかな痕跡。でも、忘れも、できない。その残痕。確かに、確かに、特別な傷痕。
 なんだろうか。やっぱり特別なのだろうか。特別なのだろうか、と反芻する。反芻しなくても、記憶が勝手に反芻する。そうして、分かる。やっぱり、特別だったのだ。その記憶は、特別だったのだと。
 いやー、結構、深いとこまで陥ったでー。ここまでの記述。意味なくとも、おちいったったでー、ここまで。そうして、とぼけつつ、原点を探る。やっぱり、やっぱり、僕にとって、あなたは、誰よりも、特別なのです。特別な存在だったのです、と。
 いい意味で、ふかーくふかく、意識を掘り下げたでー。でも、そこを掘り下げても、徳川埋蔵金はあるわけねーだろ。ここには何にもねーだろ。だから、これに、感動する人おるやろか。おったらええなー。おったらええなー。でも、おるわけないがな。おるわけねーがな。自分で読み返しても、なんの感動もあらへんでー。あらしまへんでー。と、自嘲気味に、伝えたい。特別な存在だったあなたに。
 ええがな。この感じ、ええがな。ここまで、きとるでー。なんかがきとるでー。星からきとるでー。
 そうして、スター性(No.1343)は星一つであったが、スター星は星二つ、ほしのスター星であれば星三つとなる。「いただきました、星三つです」と、あったような、なかったような。あったかもしれない星三つ。
 ほしのスター星は、地球から約3万光年の彼方にある星であり、そこから受信する何かは、掘り下げなくとも見上げるとその形が見える。「みあーげてごらんー、よるのーほーしよー」として、ささやかな幸せの形を愛でるのだ。ここでその傷痕を愛でるのだ…ZZZZZ(図)

図 めっちゃ、ねむ~1)

 じゃじゃーん。B級詩人による、終わりなき愛の傷痕。fin。

1) https://www.pinterest.jp/pin/737745982690330710/ (閲覧2019.7.15)

 
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