No.1269

題名:登録ナンバー737745982689575735
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1268の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 「おぬし、や・や・やるな。もはや、これまでか。無念じゃ。」というかつての江戸時代において、血で血を洗う抗争は、現在もなお続いている。いや、続いていない、それは犯罪だろうとするも、確かにそうかもしれない。今の世の中で、血で血を洗う抗争があれば、そこに警察が関与する。そうして、「御用」となるわけだ。ただし、今現在に生きている人々は、過去の何らかの血で血を争った中での生き残った世帯でもあり、ある時から、まあるく収まった結果として、現在に生き延びている。その過去の歴史を探れば、まさに、おっかねーであるが、そのおっかねーによって半ば序列が決まってしまう現在は、先の抗争は、高層ビルの最屋上に移転し、そこに住めば住むほど、住めれば住めるほど、世の中を見下ろす立場として、君臨する。
 このように歴史を構想すると、足跡のない人類の歴史も、妄想できる。動物界では毛がないといわれる人類も、怪我あって、それを助けた命の恩人も無視できない。抗争の裏には、きっと愛ある構想もあったに違いない。それは、「南無阿弥陀仏」かもしれないし、「アーメン」かもしれない。きっとPriest(プリースト)は、高僧であり、ジーザス(Jesus)な存在であったのであろう。ちなみに、イングランド出身のヘヴィメタル・バンドは、ジューダス・プリースト(Judas Priest)であるが、Judas sold Jesus(ユダはイエスを裏切った1))として、そのボーカルを務めるロブ・ハルフォードは「メタル・ゴッド」という愛称でも知られている2)。そうして、王道として行くはずのここの記述も、ここからはいきなり裏切りにあうのだ。唐突として話題が変換するのだ。
 そう、言いながらも、ネタがない。このことから、やはり返還せざるを得ない。すなわち、貧困な頭の中は、高層ビルに住まうことを許されない、小市民として、頭の中の小人が言葉巧みに操るのだ。「いまだ、いまこそ、立つのだ、立たねばならぬ。そうしなければ、高層ビルには一生住めないぞ。せめて、人生において一勝しようではないか。」と。
 高層ビルに至るまでは、幾多の関門がある。まずは玄関、そうして、エレベーター。高層ビルのエレベーターは、国内シェアの1位である三菱電機なのか、あるいは、2位の日立製作所なのか、あるいは、3位の東芝エレベーターであるのかは3)、分からない。それは、高層ビルのオーナーが決めることだ。次に部屋の登録ナンバーだ。これはすでに分かっている。表題にもあるように登録ナンバー737745982689575735が部屋のキーとなっているはずだ。なぜなら、そこに居る彼女は、いつもあなたの帰りを待ちわびているからだ。いつも熱いスープを用意して、愛の一手(No.1268)で待ちわびているからだ(図)。

図 おいしいわよ~4)

1) https://ejje.weblio.jp/content/Judas (閲覧2019.6.6)
2) https://ja.wikipedia.org/wiki/ジューダス・プリースト (閲覧2019.6.6)
3) https://www.tokyoelevator.com/エレベーター製造メーカーについて.html (閲覧2019.6.6)
4) https://www.pinterest.jp/pin/737745982689575735/ (閲覧2019.6.6)

 
pdfをダウンロードする


地底たる謎の研究室のサイトでも、テキスト版をご確認いただけます。ここをクリックすると記事の題名でサイト内を容易に検索できます。



...その他の研究報告書もどうぞ