No.1177

題名:視床下部の室傍核と視索上核の神経分泌細胞で合成され、下垂体後葉から分泌されるホルモン
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1176の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 いささかさんは、やや学術的にこう記した。「視床下部の室傍核と視索上核の神経分泌細胞で合成され、下垂体後葉から分泌されるホルモン」である。しかしながら、そのいささかさんのブラウザーのタブには、Wikipediaが開かれていた。それをよく見ると、「視床下部の室傍核と視索上核の神経分泌細胞で合成され、下垂体後葉から分泌されるホルモン」1)と書かれてあった。したがって、いささかさんが考えたであろうこの表題は、文献1)に基づいたそのままであることが判明した。そこで、いささかさんに問いたい。「なぜ、そのままを表題としたのか?」と。すると、彼はこう答えた。「何でもない。ただ、混乱しているだけなんだ。」と。どうやら、彼は混乱しているようであった。そのことから、再び問うた。「なぜ、混乱しているのでしょうか?」。すると、彼は続けてこう答えた。「何でもない。淘汰なのです。生物の進化における淘汰と同じで、今、頭の中ではBetterとすべき、解答を巡らせているのです。」ということであった。そこで、問うたとすべき事象でもって、問うた。「それは、Better In My Headということでよいのでしょうか?」と。いささかさんは、「そう。In my head this love is forever. In my head it’s so much better.」2)と消え入るような凍えで、小声えた。「寒いのでしょうか。」。「いささか、寒いね。」。そうして彼は、オキシトシンだけを残して、ふと姿を消した。
 いささかさんは、何もかもオミトオシなのだ。そして、その受容体は、Gタンパク質共役受容体でありGqタンパクと結合し、ホスホリパーゼCを活性化させ、バソプレシンとも強い親和性を持つのだ1)。
 真っ白な布団の中で、目が覚めた(図)。「よく眠れた?」。「おはよ。」。そうして、こちらを見ている姿を見ると、自然とオミトオシが合成され、オシエテホシイが分泌される。「僕たちは永遠にいっしょだよね?」。「もちろんよ。そんなの決まってるじゃない。」
 でも、永遠に続く愛などなくて、ある時に気がつく。
 そのお弁当(No.1176)は、エイエンではないのだ。永遠に続くと思ったいささかさんへの問いかけは、やがて弁当の中身とともに消え入る運命にある。そのふと消える運命は、きっと下垂体後葉が決めているのかもしれない。そうだ。下垂体後葉が運命を握っている。
 「カスイタイコウヨウ?」
 「そう、下垂体後葉なのよ。感じてる?」
 「なんとなく」
 「そう。よかった…。」

図 You’re getting verrrrry sleepy…3)

1) https://ja.wikipedia.org/wiki/オキシトシン (閲覧2019.5.1)
2) https://genius.com/Mickey-shiloh-better-in-my-head-lyrics (閲覧2019.5.1)
3) https://www.pinterest.jp/pin/4785143339398418/ (閲覧2019.5.1)

 
pdfをダウンロードする


...その他の研究報告書もどうぞ