題名:海岸のゴミ
報告者:ダレナン
なぜに、こころが、ざわめくのか。
なにも、ないのに、こころが、ざわめくのか。
海の波はいつも立っている。
それは、まるで、僕のこころのように。
でも、海は広くとも、
僕のこころはいつも狭い。
そのこころの波は、同じように海の波とともに繰り返し、
いつしか海岸にたどり着いたゴミは
僕のこころとまったく同じ。
もう一度でも、海に出れば、そのゴミは、あなたという彼方へたどり着くかもしれない。
でも、
そのゴミは、
海岸に残されたまま。
それは、僕の気持ちを代弁するのか。
その気持ちも、
ゴミなのか?
ゴミなのだろうか?
教えてほしい。あなたのその微笑みの約束とともに。今も変わらぬ想いを抱いて。