No.1146

題名:個々の間で相互交換される興奮シグナル -愛の匂いを探って-
報告者:ダレナン

 興奮する。その話題は、個々の間で相互交換されるのであろうか。そうしてシグナルが灯り始める。その様子はまるで信号機のようで、青、黄、赤へと変化する。やがて、夜11時頃を超えると、黄、赤のいずれかに点滅する。その時間は、国道では午後11時から翌午前5時、その他の道路では午後10時から翌午前6時でもって切り変わる1)。そうして、そこで得た内容は、何かへの暗号かもしれないし、暗号でないかもしれない。少なくとも、暗号的な何かの要素でもたらされた興奮シグナルは、いつしか変化し、そして、時に点滅する。しかしながら、視覚的な興奮シグナルであれば、その状況はすぐに理解できる。例えば、路地にていきなり図のようなとある光景を目にすると、よい・わるい解釈は、人それぞれによって異なるも、完全に無視はできない。そうして、見た瞬時に、なぜかお腹の中の虫も騒ぐ。そのお腹の中の虫は、視覚でなくとも、もしかすると嗅覚で何かを判定しているのかもしれない。ヒトよりも虫の方が断然、嗅覚での理解が素早いからである。ただし、ヒトの場合は、共生体としての何らかの虫(微生物)による脳内への影響もあるのかもしれない。嫌な予感は、まさに虫によりけりである。また、虫でなくとも、ヒト以外の動物は、同じように嗅覚に優れている。その優れた嗅覚で持って常に何かを嗅ぎつける。

図 路地のとある光景2)

 戦地で遠征中であったナポレオン・ボナパルトは、恋人ジョセフィーヌに対して、手紙にこうしたためた3)。

「ジョセフィーヌ、どうか体を洗わないでください。もうすぐ家に戻ります」3)。

これから、まさに、ナポレオンが求めたのは、恋人の濃厚な匂いを逃したくないという個々の間で相互交換される興奮シグナル、フェロモンに他ならないのであろう3)。ただし、ナポレオンが恋人ジョセフィーヌのフェロモンを嗅ぎつけることによって恋人に、あるいは、その芳香の素から、どうナポレオンが魅了されたのかは分からない、が、現代でもある特定の人からのそれは、いい意味で匂い、わるい意味で臭いにも転じる。しかしながら、ヒトのそのフェロモンなる物質は未だに確証されていない。その理由として、他の動物で行った研究と同様に、くまなく調べ始めなければいけない問題が残され、科学者はヒトのフェロモンとして可能性のある匂いの分子を効率よく研究していないから、とされる3)。したがって、ナポレオンが愛したであろう恋人ジョセフィーヌの匂いが、本当は何から由来していたのかは釈然としない。ただ、確実に言えることは、ナポレオンは、その愛しい人であるジョセフィーヌの匂いがたまらなく大好きであった。それは間違いない。そうして、ヒトはいつでも相互で交換される愛の匂いに興奮するのだ。

1) https://www.pref.tottori.lg.jp/147316.htm (閲覧2019.4.17)
2) https://www.pinterest.jp/pin/301600506268344676/ (閲覧2019.4.17)
3) https://logmi.jp/business/articles/59968 (閲覧2019.4.17)

 
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