No.1112

題名:コンビニの無意識から意識してしまう、○○人格付けチェック
報告者:エゲンスキー

 いまやコンビニ(コンビニエンスストア)は、所狭しと乱立している。しかしながら、先日の報道にもあったように、人手不足のうえに、24時間営業をしないといけないことから、閉店を余儀なくされる店舗も少なくはない。場合によっては、24時間365日を守るために、1ヶ月510時間勤務という過酷な背景も見えてくる1)。それを換算すると、残業がない人の3ヶ月分の勤務時間を1ヶ月でこなしていることになる1)。
 報告書のNo.893にも示したように、コンビニ情勢は、もはや変わりゆく社会の姿を端的に示しているのかもしれない。一方で、コンビニは、社会インフラ(インフラストラクチャー(*))3)と言われつつも、煩雑な業務が増えるとともに、人手不足、過酷な労働の状況は、変わるどころか、増しているのであろう。以前、経験したことも踏まえて今の状況を鑑みると、取り扱う業種は恐ろしいほどに多岐にわたる。そのため、出店競争・サービス競争・商材競争は、早急に減らすべきという提案と、時給高い派遣で携帯スタッフやティッシュ配りした方がまだマシとの意見も聞かれる4)。
 コンビニが閉店する理由も様々あるが、その一番の理由はやはり、オーナーが疲れた、になろうか5)。そのため、今後は、膨張を続けたコンビニ業界でも、これからは負の側面も浮き彫りになってくる可能性が指摘されている6)。先日の報道は、やはりコンビニ業界の”不透明な”氷山の一角であるとも思える。
 そのような、コンビニ業界ではあるが、利用する立場から考えると、こちらも苛酷なことに格付けチェックをしている、してしまう。芸能人格付けチェック7)があるのと同じく、最初は無意識でも、利用する店舗がいつも同じ店舗であると、コンビニ側の接客人を無意識から意識してしまう格付けチェック的な要素は、利用する人ならどなたでもあろうか。例えば、AさんとBさんが同じ時間帯にいるとして、Aさんはややのんびりした感じでニコニコ接客であるも、Bさんはテキパキとこなすもややきつめの表情で接客しているとすると、どちらが正解となるのであろうか。コンビニは、所謂通常の店舗と異なり、接客する側もパートやバイトであることも多いために、その接客に多くは望まない。しかしながら、無意識から意識して格付けチェックしてしまうと、レジにて「今日は○さんで正解だった」、「今日は○さんで不正解だった」と密かに感じることもしばしばである。そのときは、一流接客人、普通接客人、二流接客人、三流接客人、そっくりさん、映す価値なし、と妙に判断してしまう。ただし、である。接客する側と同じく、接客される側も一流顧客人、普通顧客人、二流顧客人、三流顧客人、そっくりさん、映す価値なし、と判断されているかもしれない。こうして、○○人格付けチェックで、今日も生き残り作戦が始まる。実に、世知辛い世の中になってきた。

インフラストラクチャー: 広義で、それなしでは生産活動や国民生活が成り立たなくなるような、一般的な経済活動の基礎条件を構成する資本施設のことを指す2)。
1) https://www.katei-enman.com/entry/seven-eleven-new-owner02 (閲覧2019.3.13)
2) https://kotobank.jp/word/インフラストラクチャー-33242 (閲覧2019.3.13)
3) https://www.bengo4.com/c_5/n_7375/ (閲覧2019.3.13)
4) https://blog.yam5.com/archives/700 (閲覧2019.3.13)
5) https://blog.yam5.com/archives/3887 (閲覧2019.3.13)
6) https://biz-journal.jp/2018/03/post_22730_3.html (閲覧2019.3.13)
7) https://ja.wikipedia.org/wiki/芸能人格付けチェック (閲覧2019.3.13)

 
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