題名:ビンビンくる
報告者:ダレナン
本報告書は、基本的にNo.1932の続きであることを、ここで前もってことわりたい。
ダブていった面影を感じると、僕は再び頭の中がくらくらしていた。そうして、またもや大将が現れた。今度の対象は焼肉だった。燃え滾る肉。大将が対象で対称となるその時、僕の肉は反対の事象となる別次元へと意識がいざなわれた。それがアナザー・ワールド。そこで、出逢った彼はこう言ったのだ。
「Heineken? Fuck that shit! Pabst Blue Ribbon!」
彼はデニス・ホッパー。彼はそう叫んだ。前にもこれを書いたが、どこで書いたか調べる気すらない。が、そう叫んだのだデニスは。そして、それは、Blue Velvetの1h13m以降のくだりだ。見てみろ、そこを。
そこでもって、僕は再び、Pabst Blue Ribbonを注文した。もちろんカンではなくビンをだ。やっぱうまいのは、同じものでもうまいのは、ビン入りだ。それは感ではない。
ビンとくるんだ。よーく、覚えとけ、おまえら。
でも、凶、凶だ。今日でなく、凶だ。ひたすら築いたのだ。ビンの山を。そして、Pabst Blue Ribbonのビンが、自治体のリサイクルセンターでの扱いを断られた。
腹が立った。
「ビールの瓶は、酒屋へ…お願いします…」。
だと、なんやそれ。
そして、酒屋でもそれを扱っていない山家さんでも、断られ、荒れに荒れた。またもや倍増して腹が立つ。
なに、「家の山ではそれは扱っておりません…。だから、回収できません」。だと。
家の山。家の山、うちのやま。そうして、山を登る人は山家という。
おいおい、つまらんえーがでも、それは、例えばリメンバー・ミーでも、あるいは、キラー・インサイド・ミーだったかな、途中までしかみとりゃせんが、あってるかわかんねーけども、いずれも劇中で扱っとるビールはビンやで。それが、355mlのビンが、一つの大いなる文化なんやで。
ワンウェイやあらへん、リターナブルやで。リターナブルほど、ほんまは、エコなんや。知っとるか、貴様らは。貴様らは-。
なんや、この国は。リサイクル、リサイクルと叫びながら、ここ1)読んでみ。間違っとるで、かんがえかたが。おい、お前ら、まちがっとるで、かんがえかたがよー。
ビン:「何度も使われていても、安全は、保障されています。」
それがビンの文化なんや。馬鹿かお前らは。カンばっかりに頼って、きっとビンビンくることがなくなったんや。貴様らは。
ほんに、ムカつくは。凶は。凶という今日は。
で、問い合わせたったで、どういうことやねんって。ビンは文化なんやでって。
1) http://www.town.yuza.yamagata.jp/ou/chiiki/kankyo/files/6567/6567_17.pdf (閲覧2021.1.9)