題名:@Twitter {ソーシャルアイコン}
報告者:ダレナン
本報告書は、基本的にNo.1554の続きであることを、ここで前もってことわりたい。
庶務課の彼女は続けてこう言った。
庶務課の彼女:「でも、以前はさー、そこは人気のラーメン屋だったみたいなんだけど。知っている、ガエールくん、猫ラーメンって」
(やっぱり僕の店だ…)
「知、知らない…」
庶務課の彼女:「そうなの。なんかね、最近店主がなくなったみたいで、そこの従業員がお店を継いだらしいのね。でも、以前はとっても人気店だったので、昨日の夜、期待していってみたのよ。ほら、ここ見て」
彼女のスマホを覗くとTwitter(図)にこう書かれてあった。
図 ソーシャルアイコン1)
@ Twitter {猫ラーメンって店、めっちゃうまい。猫ラーメンスペシャルとザ・ニンニク焼餃子のハーモニーが絶品。実は、メニュー自体がその二つしかないけれども、遠路はるばる来たかいがあった。めっちゃうまい}
@ Twitter {ラーメン好きなら一度はいくべし猫ラーメン}
@Twitter {猫ラーメンのザ・ニンニク焼餃子は、一介のラーメン屋のレベルではないうまさだひょー。それを作っている従業員のテンさんも、めっちゃ美人だひょー}
@ Twitter {あのおっちゃんがいない猫ラーメンは、もはや猫ラーメンとはいえない。従業員として働いていたガエールくんの味もまあまあだが、あのおっちゃんの味は再現できていない}
庶務課の彼女:「えっ…、ガエールくん…。って、もしかして…」
「僕です…」
庶務課の彼女:「ごめんごめん、昨日さ、友達と飲みすぎちゃって、てへへ。ガエールくん、おいしかったよ、ラーメン…」
庶務課の彼女の顔が若干、引きつっていた。
1) https://about.twitter.com/ja/company/brand-resources.html (閲覧2020.1.5)