題名:シュトーレンの作り方を学ぶ
報告者:ちょろりん
近年、ドイツのクリスマスのお菓子の代表であるシュトレンも日本で一般的になりつつあることから、シュトレンを知っている人も多くなってきたのかもしれない。それを見越してか、2016年の12月上旬に日本経済新聞でも何でもランキングでシュトレン10選が発表されている1)。シュトレンの特徴は、以前の拙者のNo.309にてシュトレンについて研究したように、断面が山型で、山の上にはたっぷりの粉糖を雪のようにまぶしてあることが特徴とされる。そのため、文献1)でシュトレンに関する記事を報告した方も新潟の方であり、かつ、そこに紹介されているトップのシュトレンも新潟県の上越市のシュトレンであり、このことからも、やはりシュトレンは雪国で似合うお菓子なのかもしれない。
シュトレンの本場は先に示したようにドイツであり、その起源をたどると発祥はドイツのドレスデンとされる2)。ドレスデンは、ドイツ東部に位置し、ザクセン州の州都となっているエルベ川沿いの都市であり、北緯51度3分0秒 東経13度44分0秒にある3)。そのため、日本で言えば、北海道よりも北に位置し、比較的に冬になると寒い地域であることが予想される。ドレスデンの年間の気温を調べると、東京よりもかなり温度が低く、最も低いのは1月の-2.2℃~2.7℃とされる。ただし、場合によっては冬に-15℃くらいの寒さになることもあるようである4)。さらに、年によっては夏でも暖房がほしくなったりすることもあることが判明した4)。このことから、シュトレンの発祥であるドレスデンは、やはり寒く、シュトレンの特徴である、山に雪、が非常に似合う地域であることが伺われた。
図 ボン・ヴィバンさんのシュトーレンの作り方5)
そのような寒い地域に似合うお菓子のシュトレンであるが、ここでは北海道の札幌市に居を構える、ボン・ヴィバンさんのシュトーレン(これまではシュトレンと表記していたが、これ以後はボン・ヴィバンさんに習いシュトーレンと表記したい)の作り方を調べ、その極意を学びたい。
図にボン・ヴィバンさんのシュトーレンの作り方を示す。作りたいと思ったのもつかの間、あまりにも大変そうなので、ボン・ヴィバンさんのシュトーレンを買ったじょー。楽しみだじょー。
1) http://www.aikikaku.jp/turezure/2017/01/post-3435.html (閲覧2017.11.24)
2) http://www.newsdigest.de/newsde/features/812-stollen.html (閲覧2017.11.24)
3) https://ja.wikipedia.org/wiki/ドレスデン (閲覧2017.11.24)
4) http://www.de-info.net/leben/klima.html (閲覧2017.11.24)
5) https://item.rakuten.co.jp/hokkaido-omiyage/bonvi004/ (閲覧2017.11.24)