題名:気が付くと家の中に髪の毛が落ちている…にまつわる調査
報告者:ちょろりん
表題の通りであり、近年、気が付くと家の中に髪の毛がよく落ちている。いわゆる抜け毛であろうか。かつてと違い、家の構造もフローリングが多くなり、しかもそのフローリングの明るめの色の場合は、黒の髪の毛をよく目立たせる。
報告書のNo.556にも示されたように、欧米の人は明るい髪の色を持つ。このことから、欧米の人がフローリングの床の上に髪の毛が落ちていたとしても目立たないかもしれない。しかしながら、多くの日本の人は黒がスタンダードである。やや茶の色を持つ髪の人も時おり散見されるが、その一方で、高校などで髪の毛の色やパーマになっているのが生まれつきのものであることを証明するための「地毛証明書」などの書類もあり、東京の都立高校の約6割がこの「地毛証明書」を入学時に提出させている妙な事実もある1)。欧米の人から見れば、これほど妙な書類はないであろうが、これは裏を返せば、日本人の髪の色はほとんど黒である、黒でないとおかしい、という正義感から生じている奇妙な証明書でもある。ただし、抜け毛の証明書はない。
「抜け落ちる髪と共に大切な何かも徐々に失われていくようである」2)、という言葉は、新井キヒロ氏による漫画「キヒロの青春」においてある種、名言のように示されている。非常に面白い漫画である。しかしながら、その漫画の名言どおりに、家の中の髪の毛が年年と多くなる様は、やはり人生の悲哀を感じざるを得ない。生物としてのヒトの衰えは致し方ない。理解しつつも、家の中を歩くたびに、ここにも、そこにも、あそこにも、と言わんばかりに髪の毛が落ちていると、どれだけの髪の毛が頭皮からサヨナラしているの…と落ち込み、このままでいいものなのだろうか…、と気になってしょうがない。
抜け毛の原因には、いくつかある。また、その予防・対策として、①バランスの良い食事をとる、②十分な睡眠をとる、③頭皮に優しい使い心地のシャンプーを使う、④ストレスを溜め込まない、⑤飲酒・喫煙を控える、がある3)。この予防・対策の裏返しが原因でもあるが、①、②、③、⑤は自助努力で何とかなるも、社会生活をしている以上、④は避けられない。職種によっては、④だけでなく、①、②、⑤も付き合いから制限がつく場合もある。そのために、完全な自助努力で変えられる方法は、③しかないのかもしれない。そこで、抜け毛によいシャンプーを探すと、いくつか散見された。やはり、キーワードは、オーガニックである。
そのシャンプーは、
こっちがいいのか
それとも
こっちがいいのか
これで悩むとまた毛が抜けてしまうぅぅぅ。
1) http://karfrw.com/archives/1341 (閲覧2017.8.29)
2) https://kusanomido.com/manga/kihiro/19222/ (閲覧2017.8.29)
3) https://hagelabo.jp/articles/nukege-prevention-steps (閲覧2017.8.29)