題名:今日のお題は、「She Came from Outer Space」
報告者:ダレナン
(No.2892の続き)
彼女は宇宙からやってきた。
「宇宙人だよ」と彼女はあっさり言った。僕は何かの冗談かと思ったが、どうやら本気らしい。そして彼女は地球の常識からはみ出していることが多かった。特に、服装。
「そんな服で外を歩くと目立つよ」と僕は忠告する。
「いいじゃん。別に。これ宇宙服だから」と彼女はけろっとしている。
彼女がベッドの上で言った。「今日はこの宇宙服で出かけるね」
「う、うん……」
僕の視線の先には、確かに普通じゃない服があった。上から下まで灰色のフーディー……かと思いきや、なぜか下半身はほぼ露出している。宇宙の基準ではこれが正装なのか? それとも彼女の個人的な趣味なのか?
そんな彼女と街を歩くと、当然ながら周囲の視線が集中する。
「すごい目立ってるよ……」
「そう?」
「そうだよ! みんな君のこと見てる!」
「まあ、私は宇宙人だからね」
「いや、宇宙人だとは思われてないよ。変な格好の人だと思われてるよ!」
「え、気づかれないの?」
「気づかれないね……」
僕は思わず笑ってしまった。彼女の常識外れなファッションも、無邪気すぎる態度も、もうどうでもよくなってきた。
「まっ、それならいいか」
そう言うと、彼女は満足そうに微笑んだ。そして、彼女はまた次の奇抜な「宇宙服」を選びに行くのだった——。
今日のお題は、「She Came from Outer Space」