題名:今日のお題は、「夏のきらめきと君の笑顔」
報告者:ダレナン
(No.2673の続き)
太陽が燦々と降り注ぐ夏の日、僕たちは手をつないで海へと向かった。透き通る青い空、白い砂浜、そして寄せては返す波の音が、僕の胸を高鳴らせた。でも、それよりも心を奪われたのは、隣で無邪気に笑う君の姿だった。
「わあ、海だ!」
君は子どものように目を輝かせ、波打ち際へと駆けていく。僕もその後を追いかけ、くすぐるような波の冷たさに二人で笑い合った。
水しぶきをかけ合ったり、貝殻を集めたり、君の笑顔はずっと輝いていた。陽射しを浴びてキラキラ光る髪、海風になびくワンピース、そのすべてが僕にとって愛おしかった。
「ねえ、一緒に海に入ろう!」
そう言って君が差し出した手を握ると、僕の心はさらに温かくなった。
波の合間に見つめ合って、また笑う。どこまでも広がる青い世界の中で、君と過ごすこの瞬間が永遠に続けばいいのに、そう思った。
帰り道、夕焼けに染まる海を眺めながら、僕はそっと君の手を握り直した。
「今日、すごく楽しかったね」
「うん、最高の夏の思い出になったね」
君の笑顔が夕陽よりも眩しくて、僕はまた、君を好きになった。
今日のお題は、「夏のきらめきと君の笑顔」