No.1747

題名:なふだ
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1746の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 めをさますと、てんじょうのまっしろいしろいかべがみえた。ここはどこなんだ? くびをうごかして、まわりをみわたそうとしても、あたまがばんどでこてーされ、そうして、てくびも、あしくびもなにやらこていされていた。そうして、それいじょうに、なにやらいろんなちゅーぶ?にもかこまれていた。あれっ、ぼくのはなに、くだがさしこまれている。ここはどこなんだ?
 そうかんじていたちょくご、ふいにかけよってくるひとがいた。どうやらそのふくそうからして、かんごしさんのようだった。

「あっ、真田さん。目が覚めましたか?」

 そうとわれた。どうやらここはびょういんだろうか。すると、そのあと、そのかんごしさんが「先生、先生」とよんでいた。しばらくすると、せんせいとよばれるような、はくいをきたひとがあらわれた。

「真田さん。ここが分かりますか?」

 そのせんせいとよばれるひとのなふだには「竜」とかいてあった。どうやらそれがそのひとのなまえのようだ。「竜」、めずらしいなまえだな。

「わかります。たぶん、ここびょういんですよね。でも、なんでこんなところにぼくはいるのですか?」

たんとうちょくにゅうにきいてみた。なんでも、その「竜」さんによると、1しゅうかんぐらいぼくはねむっていたらしかった。

「大変でしたね」

「たいへん…?」

 よくわからないが、たいへんだったらしい。いつこんなとこにきたのだろうか? さっきのんだくれのちちのために、いつものようにくるまとばしてあるこーるをかいにいっただけだとおもうけど…。

ず かいだしちゅう1)

1) http://dailygrindhouse.com/thewire/lost-highway-1997/ (閲覧2020.6.25)

 
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