No.725

題名:アポ―・パイナポー的な解釈によるヒト性的二形の進化と問題
報告者:ナンカイン

 ヒトは性別として、男性と女性に大別できる。近年は、文化的な背景から、性的二形だけで簡単には区別することは一概とは言えないも、ヒトの生物体としての性別は、やはり男性と女性におおまかには分けることができようか。そこで、なぜヒトが性別二形として進化したのかは不思議なところではある。が、なにもこれは、ヒトだけではなく多くの動物もオスとメスに区分できるように、性的二形、特に陸上の地球上の多くの動物では、通常の形態である。しかしながら、より進化の根源を掘り下げ、例えば、アメーバなどの原生生物に目を転じると、アメーバは無性生物であり、子孫を増やすのは、交配ではなく自らの分裂による。いわば、自らのコピーでもって子孫を増殖させる。しかしながら、無性生物の多くは、進化の階層を考えると、ほとんど下位に属し、その他の地球上の生物の多くは、有性生物として進化を遂げた。その理由は今ではほぼ明らかであり、少なくとも性的二形には生物的な多様性を確保する第一義がある。
 ここで、コピー機を考えてみる。ある文章をコピーするとして、その文章には「私はアップルが好きです。」と書いてあるとしよう。さらにもう一方の文章には「私はパイナップルが好きです。」と書いてあるとしよう。この両方の文章をコピーすると、出てくる結果は、「私はアップルが好きです。」、「私はパイナップルが好きです。」としか結果はでない。これが無性生物の進化の戦略である。しかしながら、コピー機にかける前に一度文章を混合し、場合によっては「私はアポー的が好きです。」、「私はパイナポー的が好きです。」と妙に翻訳され、これを精度のあやふやなコピー機にかけると、「私はアポー・パイナポー的が好きです。」と混合され、さらに、コピー機の精度が時に気まぐれであると、前のコピー情報の「ペン」という誤植が混じっていたりすれば、結果は、私は「アポー・パイナポー的、ペンが好きです。」と出力されることもありうる。ここまでくると、明らかにコピーではなくなり、コピーの文章が当たり前である会社的にとっては大きな損失となるも、文章の多様性の点では、この妙な翻訳とあやふやなコピー機には一理ある。それが、性的二形の多様性にもつながる。すなわち、「アポー的」、「パイナポー的」、「アポー・パイナポー的、ペン」は、報告書のNo.339で示されたピコ太郎のPPAP法則と同じく、発想の転換が促されやすい。
 発想の源である「私はアップルが好きです。」、「私はパイナップルが好きです。」というある程度の文章はDNAによって規定される。しかしながら、その発想自体の組み合わせは、DNAが近親でない(元の文章を改ざんさせない)ほど、妙な翻訳とあやふやなコピー機によって、DNAは新たな発想を得るきっかけを持つ。
 ただし、性はDNAによって決まるだけではない。ある種の魚では成熟した精巣や卵巣が、年齢や社会的地位によって、逆の性に転換することがあり、ウミガメやワニは卵が置かれた温度によって性が決まるという場合もある1)。ヒトでも性転換によって性が転換することがあるが、あくまでも人為的であり、自然によってなされるわけではない。そこに、ヒト性別二形としての、大きな問題が生じる。

図 ヒト性的二形の違い2)

 しからば、ヒトにおける男女差とはなんであろうか。実は、ヒト性的二形の違いは図のみである。

1) http://www.med.kyushu-u.ac.jp/seisaseibutu/break/9.html (閲覧2018.2.10)
2) https://socratic.org/questions/female-is-to-xx-as-male-is-to-what (閲覧2018.2.10)

 
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