題名:今日のお題は、「休日の朝」
報告者:ダレナン
(No.2879の続き)
休日の朝はゆったりと流れていた。
カーテンの隙間から差し込む柔らかな光に包まれながら、僕は目を覚ました。布団の温もりが心地よくて、もう少しこのままでいたいと思う。でも、隣にいる綾花が僕の顔を覗き込んで微笑んでいるのが見えて、つい笑みがこぼれた。
「賢治くん、おはよう。よく寝てたね」
優しい声に迎えられて、僕はゆっくりとまぶたを開ける。「おはよう、綾花。昨日仕事でくたくただったけど、ぐっすり眠れたよ」
彼女はふふっと笑って、「そうみたい。私、朝ごはん作っておいたんだよ」と言った。
「ほんと? ありがとう。綾花の朝ごはん、楽しみだな」
ベッドから抜け出し、二人でダイニングへ向かう。テーブルの上には、焼きたてのパン、スクランブルエッグ、フレッシュなサラダ、そして淹れたてのコーヒーが並んでいた。こういう時間が、何よりも贅沢だと思う。
「いただきます」と二人で声を合わせ、食事を楽しむ。
休日の朝(もうすぐ昼だったけれど)、僕たちの時間は穏やかで、優しさに満ちていた。こんな風に、当たり前のように隣にいて、当たり前のように笑い合えることが、どれほど幸せなことか。
愛のある生活って、僕たちのことを言うんだろうな。
そう思いながら、僕は綾花の手をそっと握った。
「賢治くん…」
綾花はそっと僕を見つめ、微笑んだ。その瞳に映るぬくもりが、僕の心をさらに満たしていく。
今日のお題は、「休日の朝」