題名:今日のお題は、「俺はすごいんだぜ、すごかったんだぜ。おめーに比べれば、俺はすげーんだぜ」
報告者:ダレナン
(No.2510の続き)
そして風呂上り後にシャツの裏表がうまく切れずにいて妻の成美に呼び出され、冷蔵庫の中を開けた妻の成美が僕にむかってこういった。
成美:「だいぶ飲んだ?」
いや飲んでない。といいたいとこだったが、シャツがうまく切れていない状況に対して成美には完全に飲んでることがバレてたようだった。
成美:「飲みすぎたらだめよ」
と注意され、いささかへこんだ。たしかに成美のアルコールとして買ったのを密かに飲んでいることはわるかった。
でも。最近、ほんと注意されるとへこむ。その時、自分の存在価値が意味のないものに感じる。
僕:(僕は僕なりにがんばってきたのに、それでもだめなの? もういいでしょ。あとどのぐらい生きているかわからないし…)
でも、こういう風に思うこと自体が年くった証拠だ。江戸時代の人ならば50代で隠居していたこともこの年齢ならよーわかる。年くうと、いろんなことが受容できない。もう自由気ままに隠居したい(笑)。
「俺はすごいんだぜ、すごかったんだぜ。おめーに比べれば、俺は(今でも)すげーんだぜ」。そんな思想が年食い野郎から蔓延する。今日のお題は、「俺はすごいんだぜ、すごかったんだぜ。おめーに比べれば、俺はすげーんだぜ」
僕:「そうですね」って(いや、心でいってもいいかな。おめーのすごかったは四半世紀前のものじゃねーの? いやほんとにすげーの? それってどーでもええやん)
と思いつつも、妻の成美からの「飲みすぎじゃないの」の言葉には、ぐうの音もでない。なぜなら
僕:(仕事の疲れで、つい飲みたくなったのです。こそっと、飲みました。ごめんなさい)
と本音では思っている。成美には迷惑はかけてはいない。ただ、疲れて飲みたいだけなんだ(笑)。
でも、バレた。でも、バレてる。こそっ飲んでもバレてる。