題名:今日のお題は、「時代は止まらずただ垂れ流れるだけ」
報告者:ダレナン
(No.2285の続き)
電子ブック読んでないなーと思い、そういえば、村上春樹の「街とその不確かな壁」も途中で時間が止まったままでした(笑)。で、調べてみた。この展開が多い、この頃、全てが終わる前にその内容を調べてしまう。スマホとネットの功罪かもしれない。で、ここにこんなことが書いてありました。「三宅:文豪が最後に私小説に行き着くという傾向は、特に日本の作家ではよくあることなので、村上春樹もそうなりつつあるのかもしれないなと、今作を読みながら感じていました。」(1)
自称、なんでも自称ってすれば、楽ちんだが(笑)、文豪の僕、S裕介もここのストーリーで私小説に行き着いている(笑)。三宅さん、どう思いますか?(笑)。完全に日々の出来事と同期しております。
でもさ、あまりにも私小説すぎると、たとえ読む人が少なくとも、文豪の僕としてはどきどきと動悸するわけです。まぁ、息切れでしょうか、イーロンちゃんと同い年なので。でも、イーロンあにぃは頑張っとるで。あにぃのおかげで、世界が変わりつつある。電気自動車、宇宙船、その他もろもろ。
僕:「イーロンあにぃ、はよ僕を火星につれてっておくれ。そして火星タコのカルパッチョを食べさせておくれ(笑)」
そしてイーロンあにぃからのいい夢をみようと僕は心地よく布団に潜った。
夢は覚えていなかった。今日は明晰夢はなく、ただし、当時の彼女のあのひとのことを思い出して、ち〇こが思考し始め、朝方眠れなくなった。無意識のわるいくせだ。
4時にはすでに目が覚め、そして当時のことを振り返った。今さらでもない。僕の責任だった。僕はふられた。でも、責任は僕にある。一緒にいたのは8か月ほどなのに、あのひととの想い出は一生頭の中の記憶で反芻される。「きらーめきはとどかない、あいしてる、あい・をんつっ・きるみー」で、僕はKill Meで記憶を消したいんだ。
そうして眠れないまま朝を迎えた。
朝になりラジオから訃報が聞こえた。Buck-Tickのボーカルの櫻井敦司がなくなったということだった。そしてそれは、ひとつの時代が終わったことを意味する。
僕はどんどんと年老いて、おしっこをすると前が濡れることがあります。今さらながら、白いズボンは穿けません。そして、それが始まったかつては、やばい、が、今では、またか、になりつつあるのです。そのうち、当たり前のように濡れるかと思うと悔しくてなりません。
じんわりと浮かび上がるズボンのおしっこ模様に、僕の瞳も櫻井敦司の訃報で濡れた。年齢はどんどんと何かを奪う。時代は止まらずただ垂れ流れるだけ。今日のお題は、「時代は止まらずただ垂れ流れるだけ」にすっべか。
(1) https://realsound.jp/book/2023/06/post-1348397.html