題名:ペルニクス
報告者:ダレナン
本報告書は、基本的にNo.1789の続きであることを、ここで前もってことわりたい。
僕:「冥王星と土星の間?」
(すい・きん・ち・か・もく・どってん・かいめい。とすれば、冥王星と土星の間には、てん・かい。転回。コペルニクスだ)
僕:「コペルニクスでしょうか?」
Moon人:「おっ、君。結構さえてるやん。なかなか。ええとこついとる。そや、コペルニクス。ついでに、君。コペルニクスって10回言うてみ」
僕:「コペルニクスコペルニクスコペルニクス….コ・ペルニクス」
「10回目もなんも変わらんやろ。だから、それは解、いわゆる冥土と違うっちゅうこっちゃ」
「正解はなんでしょうか?」
「そんな簡単に言うか。どあほ」
(もしかして、どってん・めいかい? 確か、冥王星はすでに太陽系の惑星ではなく、準惑星の位置づけになったはず。だから、てん? てん、か?) 「てん、でしょうか?」
「ちご。 、なーんもおもろないやん。それって」
「やっぱ君は、こぶちゃんを葬るべきやなかったで。頭の中、さっぱりCreate感ないやん。もう、君は、カルトの高僧の説法でもじっくりと聞いた方がええのんとちゃうか。まっ、ここで、ちょっと再生したるか、君のためにもな」
そうして、さっきまでケーキが出てきたテーブル一面に、月の世界の地図に変わって、今度は大きく動画が映し出された。それが「金と欲望」だった。
これが私の魂が語る小鳥のさえずり:「言葉は知性という要素を持つ。言葉が浮かばないときは、思考や精神は歌っているはずだ。私の心に。否定的な感情が無いときに、私の心は歌っている。性的な欲求が無いときに、私の心は歌っている。肉体が無駄な動きをしていないとき、私の肉体は歌っている。私は思考であり、精神であり、性であり、カルマ(業(ごう))なのだ。そして魂も歌う。自由なときに。名前がないときに。年齢がないときに。国籍がないときに。定義がないときに。」1)。
1) https://www.youtube.com/watch?v=eMJxP78nnvY (閲覧2020.7.23)