No.1741

題名:ぷーすかぷーすか、ういーんういーん
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1740の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 つうしょうあまぞんがわのたいがんから、やっぱりどんどこどこどこ、どんどこどこどこ、とおとがきこえてくる。ちかづくにつれ、そのおとがどんどんとおおきくなってきている。なんのおとだろうか。でも、それにあわせて、せんちょうもばれいしている。かれいしゅうもただよっている。そうだ、いがいとせんちょうのかれいなさいのうをここでしった。すげーや、せんちょう。
 しゅじいの「竜嘉久さん」とやきいもをたべてると、どんどんと、ぷーすぷーすか、がすがでる。それにあわせてあいちゃん(えーあい、じんこーちのー)がこんとろーるしているはんどがいそがしそうに、にぎりっぺしている。それから、それをえんじんのえねるぎーたんくへとはこんでいる。ぷーすかぷーすか、ういーんういーん、ってなかんじだ。まさに、おーすとりあじゃん。ういーんって。そこは、はなのみやこ。

「はなのみやこはぱりですよ。ういーんはおんがくのみやこです。ちなみにきりのみやこはろんどん、みずのみやこはヴぇねちあですよ」
 すかさずあいちゃんからしてきがはいった。
「ヴぇねちあってどこのくにだったっけ?」
「いたりーですよ」

 (いたりー…。エミリアはげんきにしてるのかな(ず))

ず いたりーでのおもいで1)

 「きっぺい。さいきん、ときどきぼーっとしてることおおいね」
 ジェシカにいわれた。
 「そうなんだ。かこのことをおもいだすことがおおくて。きおくが、なんだか、いや、なんでもない。ちょっとあたまがくらくらしてる」
「よこになったら」
「そうだね。そうするよ」
 そうして、よこになった。めをとじるとすぐにねむけがおそった。

 しゅじいの「竜嘉久さん」は、ふたたびしんだんしてくれた。「だいぶかこのことおもだしてるにゃん。いいかんじだにゃん」。そういってくれた。そうだ。ばらばらになっているだんぺんがつながりそうな、そんなよかんがしはじめていた。

1) https://www.pinterest.jp/pin/751538256552805207/ (閲覧2020.6.19)

 
pdfをダウンロードする


地底たる謎の研究室のサイトでも、テキスト版をご確認いただけます。ここをクリックすると記事の題名でサイト内を容易に検索できます。



...その他の研究報告書もどうぞ